![]() 特定の化学的実体、組成物および方法
专利摘要:
PI3キナーゼ活性を調節する化学的実体、ならびにPI3キナーゼ活性に関連する化学的実体、医薬組成物ならびに疾患および状態の治療方法が、本明細書に記載される。本発明の別の態様では、薬学的に許容される賦形剤ならびに式I、IV、V、VI、VII、VIII、IX、X、XI、XII、XIIIおよび/またはXIVの1つまたは複数の化合物を含む組成物が提供される。本発明の実施形態の幾つかでは、組成物は、液体、固体、半固体、ゲルまたはエアロゾル形態である。 公开号:JP2011508782A 申请号:JP2010541561 申请日:2009-01-05 公开日:2011-03-17 发明作者:トロイ;エドワード ウィルソン,;カトリーナ チャン,;リャンシェン リー,;イー リュー,;ピンダ レン,;クリスチャン ロメル, 申请人:インテリカイン, インコーポレイテッド; IPC主号:C07D471-04
专利说明:
[0001] 本願は、2008年1月4日に出願された米国仮特許出願第61/009,971号、2008年9月26日に出願された米国仮特許出願第61/194,294号、2008年12月5日に出願された米国仮特許出願第61/201,146号、および本明細書とともに出願された代理人整理番号35280−714.602の下の同時係属中の件の利益を主張し、これらはその全体が本明細書中に参考として援用される。] 背景技術 [0002] (発明の背景) 細胞の活性は、細胞内事象を刺激または阻害する外部シグナルによって制御され得る。細胞内反応を誘発するための刺激性または阻害性シグナルが細胞内におよび細胞内で伝達される過程は、シグナル伝達と呼ばれる。過去数十年にわたり、シグナル伝達事象のカスケードが解明され、様々な生物学的反応において中心的な役割を担うことが見出されてきた。シグナル伝達経路の様々な成分の欠陥は、数々の形態の癌、炎症性障害、代謝性障害、血管および神経疾患を含む膨大な数の疾患の原因であることが見出されている(非特許文献1)。] [0003] キナーゼは、ある種の重要なシグナル伝達分子である。キナーゼは、一般に、タンパク質キナーゼおよび脂質キナーゼに分類することができ、幾つかのキナーゼは二重の特異性を示す。タンパク質キナーゼは、他のタンパク質および/またはそれら自体をリン酸化する(即ち自己リン酸化)酵素である。タンパク質キナーゼは、一般に、それらの基質利用に基づいて以下の主な3つの群:主にチロシン残基上の基質をリン酸化するチロシンキナーゼ(例えば、erb2、PDGF受容体、EGF受容体、VEGF受容体、src、abl)、主にセリンおよび/またはトレオニン残基上の基質をリン酸化するセリン/トレオニンキナーゼ(例えば、mTorC1、mTorC2、ATM、ATR、DNA−PK、Akt)、ならびにチロシン、セリンおよび/またはトレオニン残基上の基質をリン酸化する二重特異性キナーゼに分類することができる。] [0004] 脂質キナーゼは、脂質のリン酸化を触媒する酵素である。これらの酵素ならびに得られたリン酸化脂質および脂質由来の生物活性のある有機分子は、細胞の増殖、遊走、接着および分化を含む多くの異なる生理学的過程において役割を担っている。幾つかの脂質キナーゼは、膜結合性であり、細胞膜に含有されているまたはそれに結合している脂質のリン酸化を触媒する。かかる酵素の例には、ホスホイノシチド(複数)キナーゼ(PI3−キナーゼ、PI4−キナーゼなど)、ジアシルグリセロールキナーゼおよびスフィンゴシンキナーゼが含まれる。] [0005] ホスホイノシチド3−キナーゼ(PI3K)シグナル伝達経路は、ヒトの癌において最も高度に突然変異した系の1つである。PI3Kシグナル伝達は、ヒトの他の多くの疾患における非常に重要な要素でもある。PI3Kシグナル伝達は、アレルギー性接触皮膚炎、関節リウマチ、変形性関節症、炎症性腸疾患、慢性閉塞性肺障害、乾癬、多発性硬化症、喘息、糖尿病性合併症に関連する障害および急性冠不全症候群などの心臓血管系の炎症性合併症を含む多くの病状に関与している。] [0006] PI3Kは、ホスファチジルイノシトールまたはホスホイノシチド上の3’−OH基をリン酸化する細胞内脂質キナーゼの、独特かつ保存されたファミリーのメンバーである。PI3Kファミリーは、明確な基質特異性、発現パターンおよび制御方法(Katsoら、2001年)を伴う15のキナーゼを含む。クラスIのPI3K(p110α、p110β、p110δおよびp110γ)は、一般に、チロシンキナーゼまたはGタンパク質結合受容体によって活性化されてPIP3を産生するが、これはAkt/PDK1経路、mTOR、TecファミリーキナーゼおよびRhoファミリーGTPaseにおけるエフェクターなどの下流エフェクターに関与する。クラスIIおよびIII PI3−Kは、PI(3)PおよびPI(3,4)P2の合成を介する細胞内輸送において非常に重要な役割を担っている。PIKKは、細胞増殖を制御し(mTORC1)、またはゲノムの完全性をモニターする(ATM、ATR、DNA−PKおよびhSmg−1)タンパク質キナーゼである。] [0007] クラスIのPI3Kのデルタ(δ)アイソフォームは、特に、幾つかの疾患および生物学的過程に関与するとされてきた。PI3Kδは、主に、T細胞、樹状細胞、好中球、肥満細胞、B細胞およびマクロファージなどの白血球を含む造血細胞内に発現する。PI3Kδは、T細胞機能、B細胞活性化、肥満細胞活性化、樹状細胞機能および好中球活性などの哺乳動物の免疫系機能に一体的に関与している。免疫系機能におけるその一体的役割により、PI3Kδは、アレルギー反応などの望ましくない免疫反応、炎症性疾患、炎症媒介性血管形成、関節リウマチ、狼瘡などの自己免疫疾患、喘息、肺気腫および他の呼吸器疾患に関連する幾つかの疾患にも関与している。免疫系機能に関与している他のクラスIのPI3Kには、PI3Kγが含まれるが、これは、白血球のシグナル伝達においてある役割を担っており、炎症、関節リウマチおよび狼瘡などの自己免疫疾患に関与するとされている。] [0008] PI3Kシグナル伝達経路の下流メディエーターには、Aktおよびラパマイシンの哺乳動物標的(mTOR)が含まれる。Aktは、PIP3と結合してAktキナーゼの活性化をもたらすプレクストリン(plckstrin)相同(PH)ドメインを有する。Aktは、多くの基質をリン酸化し、多様な細胞反応のPI3Kの中心的下流エファクターである。Aktの重要な一機能は、TSC2のリン酸化および他の機構を介してmTORの活性を増大させることである。mTORは、PI3Kファミリーの脂質キナーゼに関連するセリン−トレオニンキナーゼである。mTORは、細胞成長、細胞増殖、細胞運動性および生存を含む多種多様な生理学的過程に関与するとされてきた。mTOR経路の調節異常は、様々な種類の癌において報告されている。mTORは、増殖因子および栄養シグナルを統合して、タンパク質翻訳、栄養摂取、自食作用およびミトコンドリア機能を制御する多機能キナーゼである。] 先行技術 [0009] Gaestelら、Current Medicinal Chemistry(2007年)14巻:2214〜2234頁] 発明が解決しようとする課題 [0010] したがって、キナーゼ、特にPI3Kは、薬物開発の主要な標的となっている。薬物開発に適したPI3K阻害剤が、依然必要とされている。本発明はこの要求に取り組み、新しいクラスのキナーゼ阻害剤を提供することによって関連する利点も得られる。] 課題を解決するための手段 [0011] (発明の要旨) 本発明の最初の態様では、式Iの化合物または薬学的に許容されるその塩が提供され、式中、] [0012] Wa1は、CR3またはNであり、Wa2はCR5またはNであり、Wa3はCR6またはNであり、Wa4はNまたはCR7であり、Wb5はCR8、CHR8またはNであり、Wa1、Wa2、Wa3、Wa4およびWb5から選択される2個以下の隣接する環原子は、ヘテロ原子である。Wdは、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールである。Bは、アルキル、アミノ、ヘテロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルまたは式IIの部分である。] [0013] 式中、Wcは、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルまたはシクロアルキルであり、qは、0、1、2、3または4の整数である。Xは、存在しないか、または−(CH(R9))z−であり、zの各存在は、独立に、1、2、3または4の整数である。Yは、存在しないか、−O−、−S−、−S(=O)−、−S(=O)2−、−N(R9)−、−C(=O)−(CHR9)z−、−C(=O)−、−N(R9)−C(=O)−または−N(R9)−C(=O)NH−、−N(R9)C(R9)2−または−C(=O)−(CHR9)z−であり、Wb5がNである場合、XまたはYのうち存在しないのは一方までである。R1は、水素、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、アルコキシ、アミド、アミノ、アシル、アシルオキシ、アルコキシカルボニル、スルホンアミド、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、ニトロ、ホスフェート、尿素またはカーボネートである。R2は、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、アルコキシ、アミド、アミノ、アシル、アシルオキシ、アルコキシカルボニル、スルホンアミド、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、ニトロ、ホスフェート、尿素またはカーボネートである。R3は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アルコキシ、アミド、アミノ、アシル、アシルオキシ、スルホンアミド、ハロ、シアノ、ヒドロキシまたはニトロである。R5、R6、R7およびR8は、独立に、水素、C1〜C4アルキル、C2〜C5アルケニル、C2〜C5アルキニル、C3〜C5シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、C1〜C4ヘテロアルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アミド、アミノ、アシル、C1〜C4アシルオキシ、C1〜C4スルホンアミド、ハロ、シアノ、ヒドロキシまたはニトロである。R9の各存在は、独立に、水素、C1〜C10アルキル、C3〜C7シクロアルキルまたはC2〜C10ヘテロアルキルである。] [0014] 本発明の別の態様では、式IXの化合物または薬学的に許容されるその塩が提供され、式中、] [0015] Wa1およびWa2は、独立に、CR5、S、NまたはNR4であり、Wa4は、独立に、CR7、S、NまたはNR4であり、2個以下の隣接する環原子は、窒素または硫黄であり、Wa1がSである場合、Wa2およびWa4の一方は、NまたはNR4である。Wb5は、CR8、NまたはNR8である。Bは、アルキル、アミノ、ヘテロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルまたは式IIの部分であり、] [0016] 式中、Wcは、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルまたはシクロアルキルであり、qは、0、1、2、3または4の整数である。Wdは、存在しないか、またはヘテロシクロアルキル、アリールもしくはヘテロアリール部分である。Xは、存在しないか、または−(CH(R9))z−であり、zの各存在は、独立に、1、2、3または4の整数である。Yは、存在しないか、−O−、−S−、−S(=O)−、−S(=O)2−、−N(R9)−、−C(=O)−(CHR9)z−、−C(=O)−、−N(R9)−C(=O)−または−N(R9)−C(=O)NH−、−N(R9)C(R9)2−または−C(=O)−(CHR9)z−である。R1は、水素、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、アルコキシ、アミド、アミノ、アシル、アシルオキシ、アルコキシカルボニル、スルホンアミド、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、ニトロ、ホスフェート、尿素またはカーボネートである。R2は、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、アルコキシ、アミド、アミノ、アシル、アシルオキシ、アルコキシカルボニル、スルホンアミド、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、ニトロ、ホスフェート、尿素またはカーボネートである。R3は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アルコキシ、アミド、アミノ、アシル、アシルオキシ、スルホンアミド、ハロ、シアノ、ヒドロキシまたはニトロである。R4は、水素、アシル、C1〜C4アルキル、C2〜C5アルケニル、C2〜C5アルキニル、C3〜C5シクロアルキルまたはC1〜C4ヘテロアルキルであり、R5、R7およびR8は、独立に、水素、C1〜C4アルキル、C2〜C5アルケニル、C2〜C5アルキニル、C3〜C5シクロアルキル、C1〜C4ヘテロアルキル、アシル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アミド、アミノ、C1〜C4アシルオキシ、C1〜C4スルホンアミド、ハロ、シアノ、ヒドロキシまたはニトロである。R9の各存在は、独立に、水素、C1〜C10アルキル、C3〜C7シクロアルキルまたはC2〜C10ヘテロアルキルである。] [0017] 幾つかの実施形態では、式Iの化合物は、式IVの構造を有する。] [0018] 幾つかの実施形態では、式IVの化合物は、式VまたはVIの化合物である。] [0019] 幾つかの実施形態では、式VIの化合物は、式VI−Aの構造を有する。] [0020] 式VI−Aの化合物の幾つかの実施形態では、R11はアミノである。式VI−Aの化合物の幾つかの実施形態では、R12は、アルキル、アルケニル、アルキニル、ヘテロアリール、アリール、ヘテロシクロアルキル、シアノ、アミノ、カルボン酸またはアミドである。式VI−Aの化合物の幾つかの実施形態では、R12は、単環式ヘテロアリールまたは二環式ヘテロアリールである。] [0021] 式VIの化合物の幾つかの実施形態では、化合物は、式VI−Cの構造を有する。] [0022] 式VIの化合物の幾つかの実施形態では、化合物は、式VI−Dの構造を有する。] [0023] 本発明の別の態様では、式VIの構造を有する化合物または薬学的に許容されるその塩が提供され、式中、Bは、アルキル、アミノ、ヘテロアルキルまたは式IIの部分であり、Wcは、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルまたはシクロアルキルであり、qは、0、1、2、3または4の整数であり、Xは、存在しないか、または−(CH(R9))z−であり、zは、1、2、3または4の整数であり、Yは、存在しないか、−N(R9)−または−N(R9)−CH(R9)−であり、Wdは、] [0024] である。] [0025] R1は、水素、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、アルコキシ、アミド、アミノ、アシル、アシルオキシ、アルコキシカルボニル、スルホンアミド、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、ニトロ、ホスフェート、尿素またはカーボネートであり、R2は、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、アルコキシ、アミド、アミノ、アシル、アシルオキシ、アルコキシカルボニル、スルホンアミド、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、ニトロまたはホスフェートであり、 R3は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アルコキシ、アミド、アミノ、アシル、アシルオキシ、アルコキシカルボニル、スルホンアミド、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、ニトロ、アリールまたはヘテロアリールであり、R9の各存在は、独立に、水素、C1〜C10アルキル、C3〜C7シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルまたはC2〜C10ヘテロアルキルであり、R12は、H、アルキル、アルキニル、アルケニル、ハロ、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、シクロアルキル、シアノ、アミノ、カルボン酸、アルコキシカルボニルまたはアミドである。] [0026] 幾つかの実施形態では、式VIの化合物は、式6−Aの構造を有する。] [0027] 幾つかの実施形態では、式VIの化合物は、式6−C1の構造を有する。] [0028] 幾つかの実施形態では、式VIの化合物は、式6−C2の構造を有する。] [0029] 幾つかの実施形態では、式VIの化合物は、式6−Dの構造を有する。] [0030] 幾つかの実施形態では、式Iの化合物は、式VIIの化合物である。] [0031] 幾つかの実施形態では、式Iの化合物は、式VIIIの構造を有する。] [0032] 式中、Xは存在せず、Yは、−O−、−S−、−S(=O)−、−S(=O)2−、−N(R9)−、−C(=O)−(CHR9)z−、−C(=O)−、−N(R9)(C=O)−または−N(R9)(C=O)NH−であり、あるいはXは−(CH(R9))z−であり、Yは存在せず、あるいはXは−(CH(R9))z−であり、YはO−、−S−、−S(=O)−、−S(=O)2−、−N(R9)−、−C(=O)−(CHR9)z−、−C(=O)−、−N(R9)−C(=O)−または−N(R9)−C(=O)NH−、−N(R9)C(R9)2−または−C(=O)−(CHR9)zである。zの各存在は、独立に、1、2、3または4の整数である。Wdは、二環式アリールまたは二環式ヘテロアリールである。] [0033] 式IXの化合物の幾つかの実施形態では、化合物は、以下からなる群のメンバーである構造を有する。(i)Wa1はNR4であり、Wa2はCR5であり、Wa4はCR7であり、Wb5はCR8である、(ii)Wa1はNR4であり、Wa2はCR5であり、Wa4はCR7であり、Wb5はCHR8である、(iii)Wa1はNR4であり、Wa2はCR5であり、Wa4はCR7であり、Wb5はNである、(iv)Wa1はNR4であり、Wa2はCR5であり、Wa4はCR7であり、Wb5はNR8である、(v)Wa1はNR4であり、Wa2はNであり、Wa4はCR7であり、Wb5はCR8である、(vi)Wa1はNR4であり、Wa2はNであり、Wa4はCR7であり、Wb5はCHR8である、(vii)Wa1はNR4であり、Wa2はNであり、Wa4はCR7であり、Wb5はNである、(viii)Wa1はNR4であり、Wa2はNであり、Wa4はCR7であり、Wb5はNR8である、(ix)Wa1はNR4であり、Wa2はCR5であり、Wa4はNであり、Wb5はCR8である、(x)Wa1はNR4であり、Wa2はCR5であり、Wa4はNであり、Wb5はCHR8である、(xi)Wa1はNR4であり、Wa2はCR5であり、Wa4はNであり、Wb5はNである、(xii)Wa1はNR4であり、Wa2はCR5であり、Wa4はNであり、Wb5はNR8である、(xiii)Wa1はSであり、Wa2はCR5であり、Wa4はNであり、Wb5はCR8である、(xiv)Wa1はSであり、Wa2はCR5であり、Wa4はNであり、Wb5はCHR8である、(xv)Wa1はSであり、Wa2はCR5であり、Wa4はNであり、Wb5はNである、(xvi)Wa1はSであり、Wa2はCR5であり、Wa4はNであり、Wb5はNR8である、(xvii)Wa1はNであり、Wa2はCR5であり、Wa4はSであり、Wb5はCR8である、(xviii)Wa1はNであり、Wa2はCR5であり、Wa4はSであり、Wb5はCHR8である、(xix)Wa1はNであり、Wa2はCR5であり、Wa4はSであり、Wb5はNである、(xx)Wa1はNであり、Wa2はCR5であり、Wa4はSであり、Wb5はNR8である、(xxi)Wa1はCR5であり、Wa2はNであり、Wa4はSであり、Wb5はCR8である、(xxi)Wa1はCR5であり、Wa2はNであり、Wa4はSであり、Wb5はCHR8である、(xxii)Wa1はCR5であり、Wa2はNであり、Wa4はSであり、Wb5はNである、(xxiii)Wa1はCR5であり、Wa2はNであり、Wa4はSであり、Wb5はNR8である、(xxiv)Wa1はSであり、Wa2はNであり、Wa4はCR7であり、Wb5はCR8である、(xxv)Wa1はSであり、Wa2はNであり、Wa4はCR7であり、Wb5はCHR8である、(xxvi)Wa1はSであり、Wa2はNであり、Wa4はCR7であり、Wb5はNである、(xxvii)Wa1はSであり、Wa2はNであり、Wa4はCR7であり、Wb5はNR8である、(xxviii)Wa1はCR5であり、Wa2はNであり、Wa4はNR4であり、Wb5はCR8である、(xxix)Wa1はCR5であり、Wa2はNであり、Wa4はNR4であり、Wb5はCHR8である、(xxx)Wa1はCR5であり、Wa2はNであり、Wa4はNR4であり、Wb5はNである、(xxxi)Wa1はCR5であり、Wa2はNであり、Wa4はNR4であり、Wb5はNR8である、(xxxii)Wa1はCR5であり、Wa2はCR5であり、Wa4はSであり、Wb5はCHR8である、(xxxiii)Wa1はCR5であり、Wa2はCR5であり、Wa4はSであり、Wb5はCR8である、(xxxiv)Wa1はCR5であり、Wa2はCR5であり、Wa4はSであり、Wb5はNである、(xxxv)Wa1はCR5であり、Wa2はCR5であり、Wa4はSであり、Wb5はNR8である。] [0034] 本発明の幾つかの実施形態では、式IXの化合物は、式Xの化合物である。] [0035] 本発明の幾つかの実施形態では、式IXの化合物は、R4がC1〜C4アルキルまたはC3〜C5シクロアルキルである化合物である。本発明の幾つかの実施形態では、式IXの化合物は、R4がメチルまたはエチルである化合物である。] [0036] 本発明の幾つかの実施形態では、式IXの化合物は、式XIの化合物である。] [0037] 本発明の幾つかの実施形態では、式IXの化合物は、式XIIの化合物である。] [0038] 本発明の幾つかの実施形態では、式VIIIの化合物は、式XIIまたはXIIIの化合物である。] [0039] 本発明の幾つかの実施形態では、式I、IV、V、VI、VI−A、VI−C、VI−D、6−A、6−C1、6−C2、6−D、VII、VIII、IX、X、XI、XII、XIIIまたはXIVの化合物は、Bが、式IIの部分からなる群のメンバーである化合物であり、式中、Wcは、それに限定されるものではないが置換フェニルを含むアリール、それに限定されるものではないが単環式ヘテロアリールを含むヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、またはシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、それに限定されるものではないが式−(CH2)2−NRaRaを有する部分を含むアルキルであり、各Raは、独立に、水素、アルキル、フルオロアルキル、カルボシクリル、カルボシクリルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールまたはヘテロアリールアルキルであり、あるいは−NRaRaは、一緒に組み合わさって、環状部分を形成する。] [0040] 本発明の幾つかの実施形態では、式I、IV、V、VI、VI−A、VI−C、VI−D、6−A、6−C1、6−C2、6−D、VII、VIII、IX、X、XI、XII、XIIIまたはXIVの化合物は、R1が、H、−F、−Cl、−CN、−CH3、イソプロピル、−CF3、−OCH3、ニトロまたはホスフェートである化合物である。] [0041] 本発明の幾つかの実施形態では、式I、IV、V、VI、VI−A、VI−C、VI−D、6−A、6−C1、6−C2、6−D、VII、VIII、IX、X、XI、XII、XIIIまたはXIVの化合物は、R2が、アルキル、ハロ、ヒドロキシ、シアノ、ニトロまたはホスフェートであり、qが1または2である化合物である。] [0042] 本発明の幾つかの実施形態では、式I、IV、V、VI、VI−A、VI−C、VI−D、6−A、6−C1、6−C2、6−D、VIIまたはVIIIの化合物は、R3が、−H、それに限定されるものではないが−Clもしくは−Fを含むハロ、それに限定されるものではないが、−CH3もしくは−CH2CH3を含むアルキル、アルコキシ、シクロアルキルまたは−CF3である化合物である。] [0043] 本発明の幾つかの実施形態、式IXまたはXの化合物では、R4は、−H、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、シクロプロピル、シクロブチルおよびシクロペンチルから選択される。] [0044] 本発明の幾つかの実施形態では、式I、IV、V、VI、VI−A、VI−C、VI−D、VII、VIII、IX、XI、XII、XIIIまたはXIVの化合物は、R5が、H、−CN、−NH2、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、−CF3、NO2、−CH3、−CH2CH3、−OCH3、−OCH2CH3またはそれに限定されるものではないが−Clもしくは−Fを含むハロである化合物である。] [0045] 本発明の幾つかの実施形態では、式I、IV、V、VI、VI−A、VI−C、VI−D、VIIまたはVIIIの化合物は、R6が、H、−CN、−NH2、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、−CF3、NO2、−CH3またはハロである化合物である。] [0046] 本発明の幾つかの実施形態では、式I、IV、V、VI、VI−A、VI−C、VI−D、VII、VIII、IXまたはXの化合物は、R7が、H、−CN、−NH2、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、−CF3、NO2、−CH3、−CH2CH3、−OCH3、−OCH2CH3またはハロである化合物である。] [0047] 本発明の幾つかの実施形態では、式I、IV、V、VI、VI−A、VI−C、VI−D、VII、IXまたはXIIの化合物は、R8が、H、−CN、−NH2、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、−CF3、NO2、−CH3、−CH2CH3、−OCH3、−OCH2CH3またはハロである化合物である。] [0048] 式I、IV、VIまたはVIIの実施形態の幾つかでは、R5、R6、R7およびR8は、水素である。] [0049] 本発明の幾つかの実施形態では、式I、IV、V、VI、VI−A、VI−C、VI−D、VII、VIII、IX、X、XI、XII、XIIIまたはXIVの化合物は、Xが、それに限定されるものではないが、(S)または(R)立体化学的配置である−CH(CH2CH3)−または−CH(CH3)−を含む、−CH2−、−CH(CH2CH3)−または−CH(CH3)−である化合物である。本発明の幾つかの実施形態では、式I、IV、V、VI、VII、VIII、IX、X、XI、XII、XIIIまたはXIVの化合物は、Yが存在しないか、−O−、−NH(R9)−または−S(=O)2−である化合物である。本発明の幾つかの実施形態では、式I、IV、V、VI、VII、VIII、IX、X、XI、XII、XIIIまたはXIVの化合物は、R9がメチルまたは水素である化合物である。本発明の幾つかの実施形態では、式I、IV、V、VI、VII、VIII、IX、X、XI、XII、XIIIまたはXIVの化合物は、X−Yが、それに限定されるものではないが、(S)または(R)立体化学的配置を有する−CH(CH3)NH−または−CH(CH2CH3)−NHを含む、−CH2N(CH3)、−CH2−N(CH2CH3)、−CH(CH3)NH−、−CH(CH2CH3)−NH−、−N(H)CH2−、−N(CH2CH3)CH2−または−N(CH3)CH2−である化合物である。] [0050] 本発明の幾つかの実施形態では、式I、IV、V、VI、VII、VIII、IX、X、XI、XII、XIIIまたはXIVの化合物は、Wdが、それに限定されるものではないが、4−アミノ−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イルまたは7−アミノ−2−メチル−2H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−3−イルを含むピラゾロピリミジン、それに限定されるものではないが、6−アミノ−9H−プリン−9−イルまたは6−メチルエニル−9H−プリン−6−イルを含むプリンである化合物である。本発明の幾つかの実施形態では、式I、IV、V、VI、VII、VIII、IX、X、XI、XII、XIIIまたはXIVの化合物は、ピラゾロピリミジンが、式IIIを有する化合物である。] [0051] 式中、R11は、H、アルキル、ハロ、アミノ、アミド、ヒドロキシまたはアルコキシであり、R12は、H、アルキル、アルキニル、アルケニル、ハロ、アリール、それに限定されるものではないが、単環式または二環式ヘテロアリールを含むヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、シクロアルキル、シアノ、アミノ、カルボン酸、アルコキシカルボニルまたはアミドである。] [0052] 本発明の別の態様では、PI3キナーゼを、有効量の本明細書に開示の1つまたは複数の化合物と接触させるステップを含む、ホスファチジルイノシトール−3キナーゼ(PI3キナーゼ)を阻害する方法が提供される。例えば、接触ステップは、式I、IV、V、VI、VII、VIII、IX、X、XI、XII、XIIIおよび/またはXIVの1つまたは複数の化合物の使用を含む。幾つかの実施形態では、接触ステップは、前記PI3キナーゼを含有する細胞を接触させるステップを含む。該方法の幾つかの実施形態では、阻害は、1種または複数種のPI3キナーゼの異常機能を伴う障害に罹患している対象において行われる。PI3キナーゼの異常機能を伴う幾つかの例示的疾患は、自己免疫疾患、関節リウマチ、呼吸器疾患および様々な種類の癌からなる群から選択される。望ましい場合、該方法で使用される化合物は、式6−Aの構造を有し、R11はアミノであり、R12は置換フェニルである。] [0053] 該方法の幾つかの実施形態では、阻害は、関節リウマチまたは呼吸器疾患に罹患している対象において行われ、該化合物は式6−Aの構造を有し、R11はアミノであり、R12は二環式ヘテロアリールである。] [0054] 幾つかの実施形態では、該方法は、第2の治療剤を対象に投与するステップを含む。] [0055] さらに別の態様では、本発明は、望ましくない免疫反応を示す疾患の治療方法を提供する。該方法は、前記望ましくない免疫反応を緩和するのに有効な量の式I、IV、V、VI、VII、VIII、IX、X、XI、XII、XIIIおよび/またはXIVの化合物を含む、本明細書に開示の1つまたは複数の化合物を、それを必要としている対象に投与するステップを含む。幾つかの実施形態では、1つまたは複数の化合物は、試験動物に約30mg/kg BID未満の用量で投与される場合に抗TNPIgG3の産生を少なくとも約5分の1に低減することでも明らかなように、T細胞独立性B細胞活性化を阻害する。] [0056] 幾つかの実施形態では、治療される疾患は、対象の関節の腫れまたは疼痛に関連する。該方法は、17日後に関節の平均直径を少なくとも約10%低減すること、および/または例えば7日間の治療後に足首の直径を少なくとも5%低減することを含み、数日から数週間の治療後に足首の直径を少なくとも5〜10%以上低減することでも明らかなように、1つまたは複数の関節リウマチの症候を緩和するのに有効となり得る。別の実施形態では、望ましくない免疫反応は、抗タイプIIコラーゲン抗体の産生の強化によることが明らかであり、1つまたは複数の対象化合物の使用は、血清抗タイプIIコラーゲンレベルを約10mg/kg未満のED50に低減する。] [0057] 本発明の別の態様では、薬学的に許容される賦形剤ならびに式I、IV、V、VI、VII、VIII、IX、X、XI、XII、XIIIおよび/またはXIVの1つまたは複数の化合物を含む組成物が提供される。本発明の実施形態の幾つかでは、組成物は、液体、固体、半固体、ゲルまたはエアロゾル形態である。] [0058] 参考としての援用 本明細書に列挙されているあらゆる刊行物、特許文書および特許出願文書は、あたかもそれぞれ個々の刊行物、特許文書および特許出願文書が、参考として具体的に個々に援用されることを示すのと同程度に、参考として本明細書に援用される。] 図面の簡単な説明 [0059] 本発明の新規な特徴を、添付の特許請求の範囲に詳細に示す。本発明の特徴および利点のより良好な理解は、本発明の原理が利用される例示的な実施形態を示す以下の詳細な説明および以下の添付の図を参照することによって得られよう。 図1は、インビボでのTNP特異的抗体のT細胞独立性産生の測定のための例示的プロトコルの図である。 図2は、経口投与した場合に、ビヒクル対照と比較した、式IVの化合物7および53によって提供された抗原に対するTNP特異的IgG3反応の倍数的減少を示す図である。 図3は、ラットのコラーゲン誘発型の関節炎進展モデルにおける経時的な足首直径の増大を減少する、式IVの化合物53の1日2回の経口投与の用量依存効果を示す図である。非関節炎対照ラット、陰性対照ビヒクルを投与した関節炎対照ラット、およびメトトレキサートで1日2回処理した関節炎対照ラットの結果も示す。 図4は、ラットのコラーゲン誘発型の関節炎進展モデルに投与した場合に、足首の組織病理を改善する、式IVの化合物7および53の用量依存効果を示す図である。陰性対照ビヒクルまたはメトトレキサートを投与した関節炎対照ラットの結果も示す。 図5は、ラットのコラーゲン誘発型の関節炎進展モデルに投与した場合に、膝の組織病理を改善する、式IVの化合物7および53の用量依存効果を示す図である。陰性対照ビヒクルまたは陽性対照メトトレキサートを投与した関節炎対照ラットの結果も示す。 図6は、コラーゲン誘発型の関節炎進展ラットモデルに投与した場合に、インビボでの抗タイプIIコラーゲン抗体のレベルを低減する、式IVの化合物7および53の用量依存効果を示す図である。陰性対照ビヒクルまたはメトトレキサートを投与した関節炎のラットの結果も示す。 図7は、ラットのコラーゲン誘発型の関節炎進展モデルに投与した場合に、足首の組織病理の改善に対する、式IVの化合物7の用量依存効果を示す図である。関節炎のビヒクル対照ラットおよびメトトレキサート処理した関節炎ラットの結果も示す。 図8は、ラットのコラーゲン誘発型の関節炎確立モデルにおける足首の組織病理に対する、毎日投与した式IVの化合物53の用量依存効果を示す図である。関節炎のビヒクル対照ラットおよびEnbrel処理した関節炎ラットの結果も示す。 図9は、ラットのコラーゲン誘発型の関節炎確立モデルにおける足首の組織病理に対する、毎日2回投与した式IVの化合物53の用量依存効果を示す図である。関節炎のビヒクル対照ラットおよびEnbrel処理した関節炎ラットの結果も示す。 図10は、アジュバント誘発性関節炎モデルにおける足の平均体積の増大に対する、式IVの化合物53の用量依存効果を示す図である。 図11は、ラットのアジュバント誘発性関節炎モデルにおけるラットの経時的平均体重に対する、式IVの化合物53の効果を示す図である。] 図1 図10 図11 図2 図3 図4 図5 図6 図7 図8 [0060] (発明の詳細な説明) 本発明の好ましい実施形態を本明細書に示し、記載しているが、かかる実施形態は例示のみによって提供されることが、当業者には明らかとなろう。今回、数々の変動、変化および置換は、本発明から逸脱せずに当業者に明らかとなろう。本明細書に記載の本発明の実施形態の様々な代替が、本発明の実施において使用できることを理解されたい。添付の特許請求の範囲は、本発明の範囲を定義するものであり、これらの特許請求の範囲およびそれらの等価物の範囲に含まれる方法および構造は、それによって包含されることを企図する。] [0061] 別段定義されない限り、本明細書で使用する全ての技術用語および科学用語は、本発明が属する技術分野の業者によって一般に理解されるのと同じ意味を有する。本明細書で言及した全ての特許文書および刊行物は、参照によって組み込まれる。] [0062] 本明細書および特許請求の範囲で使用される場合、単数形「a」、「an」および「the」は、文脈によって別段示されない限り、複数への言及を含む。] [0063] 本明細書で使用される場合、「薬剤」または「生物学的に活性な薬剤」は、生物学的、薬学的または化学的化合物または他の部分を指す。非限定的な例には、簡単なまたは複雑な有機または無機分子、ペプチド、タンパク質、オリゴヌクレオチド、抗体、抗体誘導体、抗体フラグメント、ビタミン誘導体、炭水化物、毒素または化学療法化合物が含まれる。様々な化合物、例えば小分子およびオリゴマー(例えば、オリゴペプチドおよびオリゴヌクレオチド)、ならびに様々な核となる構造に基づく合成有機化合物を合成することができる。さらに、植物または動物抽出物などの様々な天然供給源は、スクリーニングのための化合物を提供することができる。当業者には、本発明の薬剤の構造的性質に関して制限がないことが容易に理解され得る。] [0064] 「アゴニスト」という用語は、本明細書で使用される場合、標的タンパク質の活性であろうが発現であろうがそれを阻害することによって、その標的タンパク質の生物学的機能を引き起こすまたは増強する能力を有する化合物を指す。したがって、「アゴニスト」という用語は、標的ポリペプチドの生物学的役割の文脈において定義される。本明細書の好ましいアゴニストは、標的と特異的に相互反応(例えば結合)するが、標的ポリペプチドが一メンバーであるシグナル伝達経路の他のメンバーとの相互反応によって、標的ポリペプチドの生物学的活性を引き起こすかまたは増強する化合物も、特にこの定義に含まれる。] [0065] 「アンタゴニスト」および「阻害剤」という用語は、交換可能に使用され、これらは、標的タンパク質の活性であろうが発現であろうがそれを阻害することによって、その標的タンパク質の生物学的機能を阻害する能力を有する化合物を指す。したがって、「アンタゴニスト」および「阻害剤」という用語は、標的タンパク質の生物学的役割の文脈において定義される。本明細書の好ましいアンタゴニストは、標的と特異的に相互反応(例えば結合)するが、標的タンパク質が一メンバーであるシグナル伝達経路の他のメンバーとの相互反応によって、標的タンパク質の生物学的活性を阻害する化合物も、特にこの定義に含まれる。アンタゴニストによって阻害される好ましい生物学的活性は、腫瘍の発症、増殖または拡大、あるいは自己免疫疾患に現れるような望ましくない免疫反応に関連している。] [0066] 「抗癌剤」「抗腫瘍剤」または「化学療法剤」は、腫瘍性状態の治療に有用な任意の薬剤を指す。あるクラスの抗癌剤は、化学療法剤を含む。「化学療法」は、静脈内、経口、筋肉内、腹腔内、膀胱内、皮下、経皮、経頬もしくは吸入、または坐剤の形態を含む様々な方法によって、1つまたは複数の化学療法薬物および/または他の薬剤を、癌患者に投与することを意味する。] [0067] 「細胞増殖」という用語は、細胞数が、分化の結果として変化している現象を指す。この用語は、増殖シグナルと一致して細胞の形態が変化している(例えば大きさが増大させている)細胞増殖も包含する。] [0068] 本明細書で使用される、「併用投与」、「組み合わせて投与する」という用語およびそれらの文法的等価物は、2つ以上の薬剤を動物に投与して、その結果両方の薬剤および/またはそれらの代謝産物が同時に動物内に存在することを包含する。併用投与は、別個の組成物としての同時投与、別個の組成物としての異なる時間における投与、または両方の薬剤が存在する組成物としての投与を含む。] [0069] 「有効量」または「治療有効量」という用語は、それに限定されるものではないが、以下に定義の疾患の治療を含む企図した適用を行うのに十分な、本明細書に記載の化合物の量を指す。治療有効量は、企図した適用(インビトロまたはインビボ)、または治療を受ける対象および病状、例えば対象の体重および年齢、病状の重症度、投与方式等に応じて変わり得るが、これは当業者によって容易に決定され得る。この用語は、標的細胞において特定の反応を誘発する、例えば血小板粘着および/または細胞遊走を低減する用量にも適用する。具体的な用量は、選択される特定の化合物、それが他の化合物と組み合わせて投与されようとされまいと従うべき投与レジメン、投与のタイミング、化合物が投与される組織および化合物が運搬される身体送達系に応じて変わることになる。] [0070] 本明細書で使用される場合、「治療」または「治療している」または「軽減している」または「緩和している」は、本明細書では交換可能に使用される。これらの用語は、それに限定されるものではないが、治療効果および/または予防効果を含む有益なまたは所望の結果を得るための手法を指す。治療効果とは、治療を受ける基礎疾患の根絶または緩和を意味する。また治療効果は、患者が依然として基礎障害に罹患しているにもかかわらず該患者において改善が観測されるように、基礎障害に関連する生理学的症候の1つまたは複数を根絶または緩和することによって達成される。予防効果のために、組成物を、特定の疾患を発症する危険性のある患者に、または疾患の生理学的症候の1つもしくは複数があると訴えている患者に、この疾患の診断が行われていない場合であっても投与することができる。] [0071] 「治療効果」は、この用語が本明細書で使用される場合、前述の治療効果および/または予防効果を包含する。予防効果には、疾患または状態の発現の遅延または除去、疾患または状態の症候の発症の遅延または除去、疾患または状態の進行の減速、停止または逆行、あるいはそれらの任意の組合せが含まれる。] [0072] 「薬学的に許容される塩」という用語は、当技術分野で周知の様々な有機および無機対イオンから得られる塩を指す。薬学的に許容される酸付加塩は、無機酸および有機酸を用いて形成することができる。塩を得ることができる無機酸には、例えば、塩酸、臭化水素酸、硫酸、硝酸、リン酸等が含まれる。塩を得ることができる有機酸には、例えば、酢酸、プロピオン酸、グリコール酸、ピルビン酸、シュウ酸、マレイン酸、マロン酸、コハク酸、フマル酸、酒石酸、クエン酸、安息香酸、桂皮酸、マンデル酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、サリチル酸等が含まれる。薬学的に許容される塩基付加塩は、無機および有機塩基を用いて形成することができる。塩を得ることができる無機塩基には、例えば、ナトリウム、カリウム、リチウム、アンモニウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、マンガン、アルミニウム等が含まれる。塩を得ることができる有機塩基には、例えば、特にイソプロピルアミン、トリメチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、トリプロピルアミンおよびエタノールアミンなどの、第1級、第2級および第3級アミン、天然に生じる置換アミンを含む置換アミン、環状アミン、塩基性イオン交換樹脂等が含まれる。幾つかの実施形態では、薬学的に許容される塩基付加塩は、アンモニウム、カリウム、ナトリウム、カルシウムおよびマグネシウム塩から選択される。] [0073] 「薬学的に許容される担体」または「薬学的に許容される賦形剤」には、任意のあらゆる溶媒、分散媒、コーティング、抗菌剤および抗真菌剤、等張剤および吸収遅延剤等が含まれる。薬学的に活性な物質のためのかかる媒体および薬剤の使用は、当技術分野で周知である。任意の従来の媒体または薬剤が活性成分と不適合である場合を除き、本発明の治療組成物におけるその使用が企図される。補助的な活性成分を、組成物に組み込むこともできる。] [0074] 「シグナル伝達」は、刺激または阻害シグナルが、細胞内におよび細胞内で伝達されて、細胞内反応を誘発する過程である。シグナル伝達経路のモジュレーターとは、同じ特異的シグナル伝達経路にマップされた1つまたは複数の細胞タンパク質の活性を調節する化合物を指す。モジュレーターは、シグナル伝達分子の活性を増大(アゴニスト)または抑制(アンタゴニスト)することができる。] [0075] 「選択的阻害」または「選択的に阻害する」という用語は、生物活性のある薬剤に適用される場合、標的との直接的または間接的相互反応を介して、オフターゲットのシグナル伝達活性と比較して標的シグナル伝達活性を選択的に低減する薬物の能力を指す。] [0076] 「B−ALL」という用語は、本明細書で使用される場合、B細胞急性リンパ性白血病を指す。] [0077] 「対象」とは、哺乳動物、例えばヒトなどの動物を指す。本明細書に記載の方法は、ヒトの治療および獣医適用の両方に有用となり得る。幾つかの実施形態では、患者は哺乳動物であり、幾つかの実施形態では、患者はヒトである。] [0078] 「放射線療法」は、当業者に公知の常法および組成物を使用して、患者に、α粒子放出核種(例えばアクチニウムおよびトリウム放射性核種)、低線エネルギー付与(LET)放射体(即ちβ放射体)、転換電子放射体(例えば、ストロンチウム−89およびサマリウム−153−EDTMP、またはそれに限定されるものではないが、X線、γ線および中性子を含む高エネルギー放射などの放射体を曝露することを意味する。] [0079] 「プロドラッグ」とは、生理条件下で、または加溶媒分解によって、本明細書に記載の生物活性のある化合物に変換できる化合物を指すことを意味する。したがって、「プロドラッグ」という用語は、薬学的に許容される生物活性のある化合物の前駆体を指す。プロドラッグは、対象に投与したときには不活性であり得るが、インビボで、例えば加水分解によって活性化合物に変換される。プロドラッグ化合物は、哺乳動物の生物内での可溶性、組織相溶性または遅延放出の利点をもたらすことが多い(例えば、Bundgard、H.、Design of Prodrugs(1985年)、7〜9頁、21〜24頁(Elsevier、Amsterdam)参照。プロドラッグの議論は、Higuchi、T.ら、「Pro−drugs as Novel Delivery Systems」、A.C.S. Symposium Series、第14巻およびBioreversible Carriers in Drug Design、編集、Edward B. Roche、American Pharmaceutical Association and Pergamon Press、1987年に提示されており、この両方を、参照によって本明細書に完全に組み込む。「プロドラッグ」という用語は、かかるプロドラッグが哺乳動物の対象に投与された場合に活性化合物をインビボで放出する、任意の共有結合した担体を含むことも意味する。活性化合物のプロドラッグは、本明細書で記載の通り、修飾が通例の操作またはインビボのいずれかで親活性化合物に開裂するように、活性化合物に存在する官能基を修飾することによって、調製することができる。プロドラッグは、活性化合物のプロドラッグが哺乳動物対象に投与された場合に、開裂して、それぞれ遊離ヒドロキシ、遊離アミノまたは遊離メルカプト基を形成する任意の基に、ヒドロキシ、アミノまたはメルカプト基が結合している化合物を含む。プロドラッグの例には、それに限定されるものではないが、アルコールの酢酸塩、ギ酸塩および安息香酸塩誘導体、または活性化合物のアミン官能基のアセトアミド、ホルムアミドおよびベンズアミド誘導体等が含まれる。] [0080] 「インビボ」という用語は、対象の体内で生じる事象を指す。] [0081] 「インビトロ」という用語は、対象の体外で生じる事象を指す。例えばインビトロアッセイは、対象のアッセイの外側で実施される任意のアッセイを包含する。インビトロアッセイは、生存または死滅細胞を使用する細胞系アッセイを包含する。インビトロアッセイは、無傷細胞を使用しない細胞なしのアッセイも包含する。] [0082] 別段の指定がない限り、本明細書に示した構造は、1つまたは複数の同位体に富んだ原子の存在下でのみ異なる化合物を含むことも意味する。例えば、ジュウテリウムまたはトリチウムによる水素の置換え、または13C−もしくは14C−に富んだ炭素による炭素の置換えを除き、本発明の構造を有する化合物は、本発明の範囲内にある。] [0083] 本発明の化合物は、かかる化合物を構成する1つまたは複数の原子において、非天然の割合の原子の同位体を含有することもできる。例えば化合物は、例えばトリチウム(3H)、ヨウ素−125(125I)または炭素−14(14C)などの放射性同位体で標識化することができる。本発明の化合物のあらゆる同位体変化は、それが放射性であろうとなかろうと、本発明の範囲に包含される。] [0084] 分子量などの物理的性質または化学式などの化学的性質に関して本明細書で範囲が使用される場合、本明細書の範囲および特定の実施形態のあらゆる組合せおよび下位の組合せが含まれることを企図する。「約」という用語は、数値または数値範囲に言及している場合、言及されている数値または数値範囲が、実験的な変動内の(または統計的実験的誤差内の)近似であり、したがってその数値または数値範囲が、例えば記載の数値または数値範囲の1%および15%の間で変わり得ることを意味する。「含む」という用語(および「(複数が)含む」または「(単数が)含む」または「有している」または「含んでいる」などの関連用語)は、記載の特徴「からなる」または「から実質的になる」ような実施形態、例えば物質の任意の組成、組成物、方法または過程等の実施形態を含む。] [0085] 以下の略語および用語は、全体を通して示した意味を有する。PI3−K=ホスホイノシチド3−キナーゼ、PI=ホスファチジルイノシトール、PDK=ホスホノイノシチド依存性キナーゼ、DNA−PK=デオキシリボース核酸依存性タンパク質キナーゼ、PTEN=第10染色体で欠失しているホスファターゼおよびテンシンホモログ、PIKK=ホスホイノシチドキナーゼ様キナーゼ、AIDS=後天性免疫不全症候群、HIV=ヒト免疫不全ウイルス、MeI=ヨウ化メチル、POCl3=オキシ塩化リン、KCNS=イソチオシアン酸カリウム、TLC=薄層クロマトグラフィー、MeOH=メタノール、およびCHCl3=クロロホルム。] [0086] 本明細書で使用した略語は、化学および生物分野のそれらの従来の意味を有する。] [0087] 「アルキル」は、炭素および水素原子のみからなり、不飽和を含まず、1〜10個の炭素原子を有する直鎖または分岐炭化水素鎖基を指す(例えばC1〜C10アルキル)。本明細書で出現する場合は常に、「1〜10」などの数値範囲は、所与の範囲の各整数を指し、例えば「1〜10個の炭素原子」は、そのアルキル基が、1個の炭素原子、2個の炭素原子、3個の炭素原子等、10を含み最大10個の炭素原子からなり得ることを意味するが、本発明の定義は、数値範囲が示されていない「アルキル」という用語の発生も包含する。幾つかの実施形態では、アルキルはC1〜C4アルキル基である。一般的なアルキル基には、それに限定されるものではないが、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、sec−ブチルイソブチル、3級ブチル、ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、ヘキシル、セプチル、オクチル、ノニル、デシル等が含まれる。アルキル、例えばメチル(Me)、エチル(Et)、n−プロピル、1−メチルエチル(イソプロピル)、n−ブチル、n−ペンチル、1,1−ジメチルエチル(t−ブチル)、3−メチルヘキシル、2−メチルヘキシル等は、単結合によって分子の残りに結合している。本明細書において別段の指定がない限り、アルキル基は、独立に、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヒドロキシ、ハロ、シアノ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ニトロ、トリメチルシラニル、−ORa、−SRa、−OC(O)−Ra、−N(Ra)2、−C(O)Ra、−C(O)ORa、−OC(O)N(Ra)2、−C(O)N(Ra)2、−N(Ra)C(O)ORa、−N(Ra)C(O)Ra、−N(Ra)C(O)N(Ra)2、N(Ra)C(NRa)N(Ra)2、−N(Ra)S(O)tRa(tは、1または2である)、−S(O)tORa(tは、1または2である)、−S(O)tN(Ra)2(tは、1または2である)、またはPO3(Ra)2(各Raは、独立に、水素、アルキル、フルオロアルキル、カルボシクリル、カルボシクリルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールまたはヘテロアリールアルキルである)である1つまたは複数の置換基によって、場合によって置換されている。] [0088] 「アルキルアリール」は、アリールおよびアルキルが本明細書に開示の通りであり、アリールおよびアルキルにそれぞれ適した置換基として記載の置換基の1つまたは複数によって場合によって置換されている−(アルキル)アリール基を指す。] [0089] 「アルキルヘタリール」は、ヘタリールおよびアルキルが本明細書に開示の通りであり、アリールおよびアルキルにそれぞれ適した置換基として記載の置換基の1つまたは複数によって場合によって置換されている−(アルキル)ヘタリール基を指す。] [0090] 「アルキルヘテロシクロアルキル」は、アルキルおよびヘテロシクロアルキルが本明細書に開示の通りであり、ヘテロシクロアルキルおよびアルキルにそれぞれ適した置換基として記載の置換基の1つまたは複数によって場合によって置換されている−(アルキル)ヘテロシクリル(heterocycyl)基を指す。] [0091] 「アルケン」部分は、少なくとも2つの炭素および少なくとも1つの炭素−炭素二重結合からなる基を指し、「アルキン」部分は、少なくとも2つの炭素および少なくとも1つの炭素−炭素三重結合からなる基を指す。アルキル部分は、飽和であろうと不飽和であろうと、分岐、直鎖または環式であってよい。] [0092] 「アルケニル」は、炭素および水素原子のみからなり、少なくとも1つの二重結合を含有し、2〜10個の炭素原子を有する(即ちC2〜C10アルケニル)、直鎖または分岐炭化水素鎖基を指す。本明細書で出現する場合は常に、「2〜10」などの数値範囲は、所与の範囲の各整数を指し、例えば「2〜10個の炭素原子」は、そのアルケニル基が、2個の炭素原子、3個の炭素原子等、10を含み最大10個の炭素原子からなり得ることを意味する。幾つかの実施形態では、アルケニルは、2〜8個の炭素原子を含む。他の実施形態では、アルケニルは、2〜5個の炭素原子を含む(例えばC2〜C5アルケニル)。アルケニル、例えばエテニル(即ちビニル)、プロパ−1−エニル(即ちアリル)、ブタ−1−エニル、ペント−1−エニル、ペンタ−1,4−ジエニル等は、単結合によって分子の残りに結合している。本明細書において別段の指定がない限り、アルケニル基は、独立に、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヒドロキシ、ハロ、シアノ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ニトロ、トリメチルシラニル、−ORa、−SRa、−OC(O)−Ra、−N(Ra)2、−C(O)Ra、−C(O)ORa、−OC(O)N(Ra)2、−C(O)N(Ra)2、−N(Ra)C(O)ORa、−N(Ra)C(O)Ra、−N(Ra)C(O)N(Ra)2、N(Ra)C(NRa)N(Ra)2、−N(Ra)S(O)tRa(tは、1または2である)、−S(O)tORa(tは、1または2である)、−S(O)tN(Ra)2(tは、1または2である)またはPO3(Ra)2(各Raは、独立に、水素、アルキル、フルオロアルキル、カルボシクリル、カルボシクリルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールまたはヘテロアリールアルキルである)である1つまたは複数の置換基によって、場合によって置換されている。] [0093] 「アルケニル−シクロアルキル」は、アルケニルおよびシクロアルキルが本明細書に開示の通りであり、アルケニルおよびシクロアルキルにそれぞれ適した置換基として記載の置換基の1つまたは複数によって場合によって置換されている−(アルケニル)シクロアルキル基を指す。] [0094] 「アルキニル」は、炭素および水素原子のみからなり、少なくとも1つの三重結合を含有し、2〜10個の炭素原子を有する(即ちC2〜C10アルキニル)、直鎖または分岐炭化水素鎖基を指す。本明細書で出現する場合は常に、「2〜10」などの数値範囲は、所与の範囲の各整数を指し、例えば「2〜10個の炭素原子」は、そのアルキニル基が、2個の炭素原子、3個の炭素原子等、10を含み最大10個の炭素原子からなり得ることを意味する。幾つかの実施形態では、アルキニルは、2〜8個の炭素原子を含む。他の実施形態では、アルキニルは、2〜5個の炭素原子を含む(例えばC2〜C5アルキニル)。アルキニル、例えばエチニル、プロピニル、ブチニル、ペンチニル、ヘキシニル等は、単結合によって分子の残りに結合している。本明細書において別段の指定がない限り、アルキニル基は、独立に、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヒドロキシ、ハロ、シアノ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ニトロ、トリメチルシラニル、−ORa、−SRa、−OC(O)−Ra、−N(Ra)2、−C(O)Ra、−C(O)ORa、−OC(O)N(Ra)2、−C(O)N(Ra)2、−N(Ra)C(O)ORa、−N(Ra)C(O)Ra、−N(Ra)C(O)N(Ra)2、N(Ra)C(NRa)N(Ra)2、−N(Ra)S(O)tRa(tは、1または2である)、−S(O)tORa(tは、1または2である)、−S(O)tN(Ra)2(tは、1または2である)またはPO3(Ra)2(各Raは、独立に、水素、アルキル、フルオロアルキル、カルボシクリル、カルボシクリルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールまたはヘテロアリールアルキルである)である1つまたは複数の置換基によって、場合によって置換されている。] [0095] 「アルキニル−シクロアルキル」は、アルキニルおよびシクロアルキルが本明細書に開示の通りであり、アルキニルおよびシクロアルキルにそれぞれ適した置換基として記載の置換基の1つまたは複数によって場合によって置換されている−(アルキニル)シクロアルキル基を指す。] [0096] 「カルボキシアルデヒド」は、−(C=O)H基を指す。] [0097] 「カルボキシル」は、−(C=O)OH基を指す。] [0098] 「シアノ」は、−CN基を指す。] [0099] 「シクロアルキル」は、炭素および水素のみを含有し、飽和または部分的に不飽和であってよい単環式または多環式基を指す。シクロアルキル基は、3〜10個の環原子を有する基を含む(即ちC2〜C10シクロアルキル)。本明細書で出現する場合は常に、「3〜10」などの数値範囲は、所与の範囲の各整数を指し、例えば「3〜10個の炭素原子」は、そのシクロアルキル基が、3個の炭素原子等、10を含み最大10個の炭素原子からなり得ることを意味する。幾つかの実施形態では、シクロアルキルは、C3〜C8シクロアルキル基である。幾つかの実施形態では、シクロアルキルは、C3〜C5シクロアルキル基である。シクロアルキル基の例には、それに限定されるものではないが、以下の部分、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロペンテニル、シクロヘキシル、シクロヘキセニル、シクロセプチル、シクロオクチル、シクロノニル、シクロデシル、ノルボルニル等が含まれる。本明細書において別段指定されない限り、シクロアルキル基は、独立に、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヒドロキシ、ハロ、シアノ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ニトロ、トリメチルシラニル、−ORa、−SRa、−OC(O)−Ra、−N(Ra)2、−C(O)Ra、−C(O)ORa、−OC(O)N(Ra)2、−C(O)N(Ra)2、−N(Ra)C(O)ORa、−N(Ra)C(O)Ra、−N(Ra)C(O)N(Ra)2、N(Ra)C(NRa)N(Ra)2、−N(Ra)S(O)tRa(tは、1または2である)、−S(O)tORa(tは、1または2である)、−S(O)tN(Ra)2(tは、1または2である)またはPO3(Ra)2(各Raは、独立に、水素、アルキル、フルオロアルキル、カルボシクリル、カルボシクリルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールまたはヘテロアリールアルキルである)である1つまたは複数の置換基によって、場合によって置換されている。] [0100] 「シクロアルキル−アルケニル」は、シクロアルキルおよびヘテロシクロアルキルが本明細書に開示の通りであり、ヘテロシクロアルキルおよびシクロアルキルにそれぞれ適した置換基として記載の置換基の1つまたは複数によって場合によって置換されている−(シクロアルキル)アルケニル基を指す。] [0101] 「シクロアルキル−ヘテロシクロアルキル」は、シクロアルキルおよびヘテロシクロアルキルが本明細書に開示の通りであり、ヘテロシクロアルキルおよびシクロアルキルにそれぞれ適した置換基として記載の置換基の1つまたは複数によって場合によって置換されている−(シクロアルキル)ヘテロシクリル基を指す。] [0102] 「シクロアルキル−ヘテロアリール」は、シクロアルキルおよびヘテロシクロアルキルが本明細書に開示の通りであり、ヘテロシクロアルキルおよびシクロアルキルにそれぞれ適した置換基として記載の置換基の1つまたは複数によって場合によって置換されている−(シクロアルキル)ヘテロアリール基を指す。] [0103] 「アルコキシ」という用語は、酸素を介して親構造に結合している直鎖、分岐、環式構造およびそれらの組合せの、1〜8個の炭素原子を含む基−O−アルキルを指す。それらの例には、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、シクロプロピルオキシ、シクロヘキシルオキシ等が含まれる。「低級アルコキシ」は、1〜6個の炭素原子を含有するアルコキシ基を指す。幾つかの実施形態では、C1〜C4アルキルは、1〜4個の炭素原子の直鎖および分岐鎖両方のアルキルを包含するアルキル基である。] [0104] 「置換アルコキシ」という用語は、アルキル構成成分が置換されているアルコキシを指す(即ち、−O−(置換アルキル))。本明細書において別段の指定がない限り、アルコキシ基のアルキル部分は、独立に、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヒドロキシ、ハロ、シアノ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ニトロ、トリメチルシラニル、−ORa、SRa、−OC(O)−Ra、−N(Ra)2、−C(O)Ra、−C(O)ORa、−OC(O)N(Ra)2、−C(O)N(Ra)2、−N(Ra)C(O)ORa、−N(Ra)C(O)Ra、−N(Ra)C(O)N(Ra)2、N(Ra)C(NRa)N(Ra)2、−N(Ra)S(O)tRa(tは、1または2である)、−S(O)tORa(tは、1または2である)、−S(O)tN(Ra)2(tは、1または2である)またはPO3(Ra)2(各Raは、独立に、水素、アルキル、フルオロアルキル、カルボシクリル、カルボシクリルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールまたはヘテロアリールアルキルである)である1つまたは複数の置換基によって、場合によって置換されている。] [0105] 「アルコキシカルボニル」という用語は、アルコキシ基が示した数の炭素原子を有する、カルボニル炭素を介して結合している式(アルコキシ)(C=O)−の基を指す。したがって、C1〜C6アルコキシカルボニル基は、その酸素を介してカルボニルリンカーに結合している、1〜6個の炭素原子を有するアルコキシ基である。「低級アルコキシカルボニル」は、アルコキシ基が低級アルコキシ基であるアルコキシカルボニル基を指す。幾つかの実施形態では、C1〜C4アルコキシは、1〜4個の炭素原子の直鎖および分岐鎖両方のアルコキシ基を包含するアルコキシ基である。] [0106] 「置換アルコキシカルボニル」という用語は、カルボニル官能基を介して親部分に結合している基(置換アルキル)−O−C(O)−を指す。本明細書において別段の指定がない限り、アルコキシカルボニル基のアルキル部分は、独立に、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヒドロキシ、ハロ、シアノ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ニトロ、トリメチルシラニル、−ORa、SRa、−OC(O)−Ra、−N(Ra)2、−C(O)Ra、−C(O)ORa、−OC(O)N(Ra)2、−C(O)N(Ra)2、−N(Ra)C(O)ORa、−N(Ra)C(O)Ra、−N(Ra)C(O)N(Ra)2、N(Ra)C(NRa)N(Ra)2、−N(Ra)S(O)tRa(tは、1または2である)、−S(O)tORa(tは、1または2である)、−S(O)tN(Ra)2(tは、1または2である)またはPO3(Ra)2(各Raは、独立に、水素、アルキル、フルオロアルキル、カルボシクリル、カルボシクリルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールまたはヘテロアリールアルキルである)である1つまたは複数の置換基によって、場合によって置換されている。] [0107] 「アシル」は、カルボニル官能基を介して親構造に結合している基(アルキル)−C(O)−、(アリール)−C(O)−、(ヘテロアリール)−C(O)−、(ヘテロアルキル)−C(O)−および(ヘテロシクロアルキル)−C(O)−を指す。幾つかの実施形態では、アシルはC1〜C10アシル基であり、これは、アシルオキシ基のアルキル、アリール、ヘテロアリールまたはヘテロシクロアルキル部分の鎖または環原子と、アシルのカルボニル炭素、即ち3つの他の環または鎖原子とカルボニルの総数を指す。R基がヘテロアリールまたはヘテロシクロアルキルである場合、ヘテロ環または鎖原子は、鎖または環原子の総数に寄与する。本明細書において別段の指定がない限り、アシルオキシ基の「R」は、独立に、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヒドロキシ、ハロ、シアノ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ニトロ、トリメチルシラニル、−ORa、SRa、−OC(O)−Ra、−N(Ra)2、−C(O)Ra、−C(O)ORa、−OC(O)N(Ra)2、−C(O)N(Ra)2、−N(Ra)C(O)ORa、−N(Ra)C(O)Ra、−N(Ra)C(O)N(Ra)2、N(Ra)C(NRa)N(Ra)2、−N(Ra)S(O)tRa(tは、1または2である)、−S(O)tORa(tは、1または2である)、−S(O)tN(Ra)2(tは、1または2である)またはPO3(Ra)2(各Raは、独立に、水素、アルキル、フルオロアルキル、カルボシクリル、カルボシクリルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールまたはヘテロアリールアルキルである)である1つまたは複数の置換基によって、場合によって置換されている。] [0108] 「アシルオキシ」は、「R」が、本明細書に記載のアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロアルキルまたはヘテロシクロアルキルであるR(C=O)O−基を指す。幾つかの実施形態では、アシルオキシはC1〜C4アシルオキシ基であり、これは、アシルオキシ基のアルキル、アリール、ヘテロアリールまたはヘテロシクロアルキル部分の鎖または環原子と、アシルのカルボニル炭素、即ち3つの他の環または鎖原子とカルボニルの総数を指す。R基がヘテロアリールまたはヘテロシクロアルキルである場合、ヘテロ環または鎖原子は、鎖または環原子の総数に寄与する。本明細書において別段の指定がない限り、アシルオキシ基の「R」は、独立に、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヒドロキシ、ハロ、シアノ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ニトロ、トリメチルシラニル、−ORa、−SRa、−OC(O)−Ra、−N(Ra)2、−C(O)Ra、−C(O)ORa、−OC(O)N(Ra)2、−C(O)N(Ra)2、−N(Ra)C(O)ORa、−N(Ra)C(O)Ra、−N(Ra)C(O)N(Ra)2、N(Ra)C(NRa)N(Ra)2、−N(Ra)S(O)tRa(tは、1または2である、−S(O)tORa(tは、1または2である)、−S(O)tN(Ra)2(tは、1または2である)またはPO3(Ra)2(各Raは、独立に、水素、アルキル、フルオロアルキル、カルボシクリル、カルボシクリルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールまたはヘテロアリールアルキルである)である1つまたは複数の置換基によって、場合によって置換されている。] [0109] 「アミノ」または「アミン」は、−N(Ra)2基を指し、本明細書において別段の指定がない限り、各Raは、独立に、水素、アルキル、フルオロアルキル、カルボシクリル、カルボシクリルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールまたはヘテロアリールアルキルである。−N(Ra)2基が、水素以外の2つのRaを有する場合、それらは窒素原子と組み合わさって、4、5、6または7員環を形成することができる。例えば、−N(Ra)2は、それに限定されるものではないが、1−ピロリジニルおよび4−モルホリニルを含むことを意味する。本明細書において別段の指定がない限り、アミノ基は、独立に、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヒドロキシ、ハロ、シアノ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ニトロ、トリメチルシラニル、−ORa、−SRa、−OC(O)−Ra、−N(Ra)2、−C(O)Ra、−C(O)ORa、−OC(O)N(Ra)2、−C(O)N(Ra)2、−N(Ra)C(O)ORa、−N(Ra)C(O)Ra、−N(Ra)C(O)N(Ra)2、N(Ra)C(NRa)N(Ra)2、−N(Ra)S(O)tRa(tは、1または2である)、−S(O)tORa(tは、1または2である)、−S(O)tN(Ra)2(tは、1または2である)またはPO3(Ra)2(各Raは、独立に、水素、アルキル、フルオロアルキル、カルボシクリル、カルボシクリルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールまたはヘテロアリールアルキルである)である1つまたは複数の置換基によって場合によって置換されており、これらの部分のそれぞれは、本明細書に定義の通り、場合によって置換されていてもよい。] [0110] 「置換アミノ」という用語は、それぞれ前述の基−NHRdおよびNRdRdのN−オキシドを指す。N−オキシドは、対応するアミノ基を、例えば過酸化水素またはm−クロロペルオキシ安息香酸で処理することによって調製できる。当業者には、N−酸化の実施のための反応条件が周知である。] [0111] 「アミド(amide)」または「アミド(amido)」は、式−C(O)N(R)2または−NHC(O)Rを有する化学部分を指し、Rは、その部分のそれぞれが、それ自体場合によって置換されていてもよい水素、アルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール(環炭素を介して結合している)およびヘテロ脂環式(環炭素を介して結合している)からなる基から選択される。幾つかの実施形態では、アミドはC1〜C4アミドまたはアミド基であり、これは、基の炭素の総数にアミドカルボニルを含む。アミドの−N(R)2のR2は、場合によって、それが結合する窒素と一緒になって、4、5、6または7員環を形成することができる。本明細書において別段の指定がない限り、アミド基は、アルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリールまたはヘテロシクロアルキルについて前述の置換基の1つまたは複数によって、場合によって独立に置換されている。アミドは、式(I)の化合物に結合し、それによってプロドラッグを形成するアミノ酸またはペプチド分子であってよい。本明細書に記載の化合物上の任意のアミン、ヒドロキシまたはカルボキシル側鎖は、アミド化することができる。かかるアミドを製造するための手順および特定の基は、当業者に公知であり、その全体が本明細書に参照によって組み込まれるGreeneおよびWuts、Protective Groups in Organic Synthesis、3.sup.rd Ed.、John Wiley & Sons、New York、N.Y.、1999年などの参考文献において容易に見ることができる。] [0112] 「芳香族」または「アリール」は、6〜10個の環原子を有し(例えば、C6〜C10芳香族またはC6〜C10アリール)、炭素環式である共役したπ電子系を有する少なくとも1つの環を有する芳香族基を指す(例えば、フェニル、フルオレニルおよびナフチル)。置換ベンゼン誘導体から形成され、環原子において自由原子価を有する二価の基は、置換フェニレン基と命名される。自由原子価を有する炭素原子から1つの水素原子を除去することによってその名称が「−イル」で終わる一価の多環式炭化水素基由来の二価の基は、対応する一価の基の名称に「−イデン」を付加することによって命名され、例えば2つの結合点を有するナフチル基は、ナフチリデンと命名される。本明細書で出現する場合は常に、「6〜10」などの数値範囲は、所与の範囲の各整数を指し、例えば「6〜10個の環原子」は、そのアリール基が、6個の環原子、7個の環原子等、10を含み最大10個の環原子からなり得ることを意味する。この用語は、単環式または縮合環多環式(即ち環原子の隣接対を共有する環)基を含む。本明細書において別段の指定がない限り、アリール部分は、独立に、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヒドロキシ、ハロ、シアノ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ニトロ、トリメチルシラニル、−ORa、−SRa、−OC(O)−Ra、−N(Ra)2、−C(O)Ra、−C(O)ORa、−OC(O)N(Ra)2、−C(O)N(Ra)2、−N(Ra)C(O)ORa、−N(Ra)C(O)Ra、−N(Ra)C(O)N(Ra)2、N(Ra)C(NRa)N(Ra)2、−N(Ra)S(O)tRa(tは、1または2である)、−S(O)tORa(tは、1または2である)、−S(O)tN(Ra)2(tは、1または2である)またはPO3(Ra)2(各Raは、独立に、水素、アルキル、フルオロアルキル、カルボシクリル、カルボシクリルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールまたはヘテロアリールアルキルである)である1つまたは複数の置換基によって、場合によって置換されている。] [0113] 「アラルキル」または「アリールアルキル」は、アリールおよびアルキルが本明細書に開示の通りであり、アリールおよびアルキルにそれぞれ適した置換基として記載の置換基の1つまたは複数によって場合によって置換されている(アリール)アルキル基を指す。] [0114] 「エステル」は、式−COORの化学基を指し、Rは、アルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール(環炭素を介して結合している)およびヘテロ脂環式(環炭素を介して結合している)からなる群から選択される。本明細書に記載の化合物上の任意のアミン、ヒドロキシまたはカルボキシル側鎖は、エステル化することができる。かかるエステルを製造するための手順および特定の基は、当業者に公知であり、その全体が本明細書に参照によって組み込まれるGreeneおよびWuts、Protective Groups in Organic Synthesis、3.sup.rd Ed.、John Wiley & Sons、New York、N.Y.、1999年などの参考文献において容易に見ることができる。本明細書において別段の指定がない限り、エステル基は、独立に、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヒドロキシ、ハロ、シアノ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ニトロ、トリメチルシラニル、−ORa、−SRa、−OC(O)−Ra、−N(Ra)2、−C(O)Ra、−C(O)ORa、−OC(O)N(Ra)2、−C(O)N(Ra)2、−N(Ra)C(O)ORa、−N(Ra)C(O)Ra、−N(Ra)C(O)N(Ra)2、N(Ra)C(NRa)N(Ra)2、−N(Ra)S(O)tRa(tは、1または2である)、−S(O)tORa(tは、1または2である)、−S(O)tN(Ra)2(tは、1または2である)またはPO3(Ra)2(各Raは、独立に、水素、アルキル、フルオロアルキル、カルボシクリル、カルボシクリルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールまたはヘテロアリールアルキルである)である1つまたは複数の置換基によって、場合によって置換されている。] [0115] 「フルオロアルキル」は、先に定義の1つまたは複数のフルオロ基によって置換されている、先に定義のアルキル基、例えばトリフルオロメチル、ジフルオロメチル、2,2,2−トリフルオロエチル、1−フルオロメチル−2−フルオロエチル等を指す。フルオロアルキル基のアルキル部分は、アルキル基について先に定義の通り、場合によって置換されていてもよい。] [0116] 「ハロ」、「ハロゲン化物」あるいは「ハロゲン」は、フルオロ、クロロ、ブロモまたはヨードを意味する。「ハロアルキル」、「ハロアルケニル」「ハロアルキニル」および「ハロアルコキシ」という用語は、1つもしくは複数のハロ基またはそれらの組合せで置換されているアルキル、アルケニル、アルキニルおよびアルコキシ構造を含む。例えば、「フルオロアルキル」および「フルオロアルコキシ」という用語は、ハロがフッ素であるハロアルキルおよびハロアルコキシ基をそれぞれ含む。] [0117] 「ヘテロアルキル」、「ヘテロアルケニル」および「ヘテロアルキニル」は、場合によって置換されているアルキル、アルケニルおよびアルキニルを含み、炭素以外の原子、例えば酸素、窒素、硫黄、リンまたはそれらの組合せから選択される1つまたは複数の骨格鎖原子を有する。数値範囲、例えば合計の鎖長を指すC1〜C4ヘテロアルキル(この例では、4つの原子の長さである)を与えることができる。例えば、−CH2OCH2CH3基は「C4」ヘテロアルキルと呼ばれ、これは、原子鎖長の記載にヘテロ原子の中心を含む。分子の残りとの結合は、ヘテロアルキル鎖のヘテロ原子または炭素のいずれかを介することができる。ヘテロアルキル基は、独立に、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヒドロキシ、ハロ、シアノ、ニトロ、オキソ、チオキソ、トリメチルシラニル、−ORa、−SRa、−OC(O)−Ra、−N(Ra)2、−C(O)Ra、−C(O)ORa、−C(O)N(Ra)2、−N(Ra)C(O)ORa、−N(Ra)C(O)Ra、−N(Ra)S(O)tRa(tは、1または2である)、−S(O)tORa(tは、1または2である)、−S(O)tN(Ra)2(tは、1または2である)またはPO3(Ra)2(各Raは、独立に、水素、アルキル、フルオロアルキル、カルボシクリル、カルボシクリルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールまたはヘテロアリールアルキルである)である1つまたは複数の置換基で置換されていてもよい。] [0118] 「ヘテロアルキルアリール」は、ヘテロアルキルおよびアリールが本明細書に開示の通りであり、ヘテロアルキルおよびアリールにそれぞれ適した置換基として記載の置換基の1つまたは複数によって場合によって置換されている−(ヘテロアルキル)アリール基を指す。] [0119] 「ヘテロアルキルヘテロアリール」は、ヘテロアルキルおよびヘテロアリールが本明細書に開示の通りであり、ヘテロアルキルおよびヘテロアリールにそれぞれ適した置換基として記載の置換基の1つまたは複数によって場合によって置換されている−(ヘテロアルキル)ヘテロアリール基を指す。] [0120] 「ヘテロアルキルヘテロシクロアルキル」は、ヘテロアルキルおよびヘテロアリールが本明細書に開示の通りであり、ヘテロアルキルおよびヘテロシクロアルキルにそれぞれ適した置換基として記載の置換基の1つまたは複数によって場合によって置換されている−(ヘテロアルキル)ヘテロシクロアルキル基を指す。] [0121] 「ヘテロアルキルシクロアルキル」は、ヘテロアルキルおよびシクロアルキルが本明細書に開示の通りであり、ヘテロアルキルおよびシクロアルキルにそれぞれ適した置換基として記載の置換基の1つまたは複数によって場合によって置換されている−(ヘテロアルキル)シクロアルキル基を指す。] [0122] 「ヘテロアリール」あるいは「複素環式芳香族」は、窒素、酸素および硫黄から選択される1つまたは複数の環ヘテロ原子を含み、単環式、二環式、三環式または四環式環系であってよい5〜18員の芳香族基(例えばC5〜C13ヘテロアリール)を指す。本明細書で出現する場合は常に、「5〜18」などの数値範囲は、所与の範囲の各整数を指し、例えば「5〜18個の環原子」は、そのヘテロアリール基が、5個の環原子、6個の環原子等、18を含み最大18個の環原子からなり得ることを意味する。自由原子価を有する原子から1つの水素原子を除去することによってその名称が「−イル」で終わる一価のヘテロアリール基由来の二価の基は、対応する一価の基の名称に「−イデン」を付加することによって命名され、例えば2つの結合点を有するピリジル基は、ピリジリデンである。N含有「複素環式芳香族」または「ヘテロアリール」部分は、環の骨格原子の少なくとも1つが窒素原子である芳香族基を指す。多環式ヘテロアリール基は、縮合または非縮合であってよい。ヘテロアリール基のヘテロ原子(複数可)は、場合によって酸化されている。1つまたは複数の窒素原子は、存在する場合、場合によって四級化されている。ヘテロアリールは、環(複数可)の任意の原子を介して分子の残りに結合している。ヘテロアリールの例には、それに限定されるものではないが、アゼピニル、アクリジニル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾインドリル、1,3−ベンゾジオキソリル、ベンゾフラニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾ[d]チアゾリル、ベンゾチアジアゾリル、ベンゾ[b][1,4]ジオキセピニル、ベンゾ[b][1,4]オキサジニル、1,4−ベンゾジオキサニル、ベンゾナフトフラニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾジオキソリル、ベンゾジオキシニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾピラニル、ベンゾピラノニル、ベンゾフラニル、ベンゾフラノニル、ベンゾフラザニル、ベンゾチアゾリル、ベンゾチエニル(ベンゾチオフェニル)、ベンゾチエノ[3,2−d]ピリミジニル、ベンゾトリアゾリル、ベンゾ[4,6]イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、カルバゾリル、シンノリニル、シクロペンタ[d]ピリミジニル、6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジニル、5,6−ジヒドロベンゾ[h]キナゾリニル、5,6−ジヒドロベンゾ[h]シンノリニル、6,7−ジヒドロ−5H−ベンゾ[6,7]シクロヘプタ[1,2−c]ピリダジニル、ジベンゾフラニル、ジベンゾチオフェニル、フラニル、フラザニル、フラノニル、フロ[3,2−c]ピリジニル、5,6,7,8,9,10−ヘキサヒドロシクロオクタ[d]ピリミジニル、5,6,7,8,9,10−ヘキサヒドロシクロオクタ[d]ピリダジニル、5,6,7,8,9,10−ヘキサヒドロシクロオクタ[d]ピリジニル、イソチアゾリル、イミダゾリル、インダゾリル、インドリル、インダゾリル、イソインドリル、インドリニル、イソインドリニル、イソキノリル、インドリジニル、イソオキサゾリル、5,8−メタノ−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリニル、ナフチリジニル、1,6−ナフチリジノニル、オキサジアゾリル、2−オキソアゼピニル、オキサゾリル、オキシラニル、5,6,6a,7,8,9,10,10a−オクタヒドロベンゾ[h]キナゾリニル、1−フェニル−1H−ピロリル、フェナジニル、フェノチアジニル、フェノキサジニル、フタラジニル、プテリジニル、プリニル、ピラニル、ピロリル、ピラゾリル、ピラゾロ[3,4−d]ピリミジニル、ピリジニル、ピリド[3,2−d]ピリミジニル、ピリド[3,4−d]ピリミジニル、ピラジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピロリル、キナゾリニル、キノキサリニル、キノリニル、イソキノリニル、テトラヒドロキノリニル、5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリニル、5,6,7,8−テトラヒドロベンゾ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジニル、6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジニル、5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4,5−c]ピリダジニル、チアゾリル、チアジアゾリル、チアピラニル、トリアゾリル、テトラゾリル、トリアジニル、チエノ[2,3−d]ピリミジニル、チエノ[3,2−d]ピリミジニル、チエノ[2,3−c]プリジニル、およびチオフェニル(例えばチエニル)が含まれる。本明細書において別段の指定がない限り、ヘテロアリール部分は、独立に、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヒドロキシ、ハロ、シアノ、ニトロ、オキソ、チオキソ、トリメチルシラニル、−ORa、−SRa、−OC(O)−Ra、−N(Ra)2、−C(O)Ra、−C(O)ORa、−C(O)N(Ra)2、−N(Ra)C(O)ORa、−N(Ra)C(O)Ra、−N(Ra)S(O)tRa(tは、1または2である)、−S(O)tORa(tは、1または2である)、−S(O)tN(Ra)2(tは、1または2である)またはPO3(Ra)2(各Raは、独立に、水素、アルキル、フルオロアルキル、カルボシクリル、カルボシクリルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールまたはヘテロアリールアルキルである)である1つまたは複数の置換基で場合によって置換されている。] [0123] ピリジニルN−オキシドなどの置換ヘテロアリールは、1つまたは複数のオキシド(−O−)置換基で置換されている環系も含む。] [0124] 「ヘテロアリールアルキル」は、本明細書に記載のアリール部分を有し、本明細書に記載のアルキレン部分に結合しており、分子の残りとの結合がアルキレン基を介する部分を指す。] [0125] 「ヘテロシクロアルキル」は、2〜12個の炭素原子ならびに窒素、酸素および硫黄から選択される1〜6個のヘテロ原子を含む安定な3〜18員の非芳香族環基を指す。本明細書で出現する場合は常に、「3〜18」などの数値範囲は、所与の範囲の各整数を指し、例えば「3〜18個の環原子」は、そのヘテロシクロアルキル基が、3個の環原子、4個の環原子等、18を含み最大18個の環原子からなり得ることを意味する。幾つかの実施形態では、ヘテロシクロアルキルは、C5〜C10ヘテロシクロアルキルである。幾つかの実施形態では、ヘテロシクロアルキルは、C4〜C10ヘテロシクロアルキルである。幾つかの実施形態では、ヘテロシクロアルキルは、C3〜C10ヘテロシクロアルキルである。本明細書において別段の指定がない限り、ヘテロシクロアルキル基は、単環式、二環式、三環式または四環式環系であり、縮合または架橋環系を含み得る。ヘテロシクロアルキル基のヘテロ原子は、場合によって酸化されていてもよい。1つまたは複数の窒素原子は、存在する場合、場合によって四級化されている。ヘテロシクロアルキル基は、部分的または完全に飽和である。ヘテロシクロアルキルは、環(複数可)の任意の原子を介して分子の残りに結合することができる。かかるヘテロシクロアルキル基の例には、それに限定されるものではないが、ジオキソラニル、チエニル[1,3]ジチアニル、デカヒドロイソキノリル、イミダゾリニル、イミダゾリジニル、イソチアゾリジニル、イソキサゾリジニル、モルホリニル、オクタヒドロインドリル、オクタヒドロイソインドリル、2−オキソピペラジニル、2−オキソピペリジニル、2−オキソピロリジニル、オキサゾリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、4−ピペリドニル、ピロリジニル、ピラゾリジニル、キヌクリジニル、チアゾリジニル、テトラヒドロフリル、トリチアニル、テトラヒドロピラニル、チオモルホリニル、チアモルホリニル、1−オキソ−チオモルホリニルおよび1,1−ジオキソ−チオモルホルニルが含まれる。本明細書において別段の指定がない限り、ヘテロシクロアルキル部分は、独立に、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヒドロキシ、ハロ、シアノ、ニトロ、オキソ、チオキソ、トリメチルシラニル、−ORa、−SRa、−OC(O)−Ra、−N(Ra)2、−C(O)Ra、−C(O)ORa、−C(O)N(Ra)2、−N(Ra)C(O)ORa、−N(Ra)C(O)Ra、−N(Ra)S(O)tRa(tは、1または2である)、−S(O)tORa(tは、1または2である)、−S(O)tN(Ra)2(tは、1または2である)またはPO3(Ra)2(各Raは、独立に、水素、アルキル、フルオロアルキル、カルボシクリル、カルボシクリルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールまたはヘテロアリールアルキルである)である1つまたは複数の置換基で場合によって置換されている。] [0126] 「ヘテロシクロアルキル」は、通常3〜7個の環原子を有する1つの非芳香族環が、少なくとも2個の炭素原子に加えて、酸素、硫黄および窒素から独立に選択される1〜3個のヘテロ原子、ならびに前述のヘテロ原子の少なくとも1個を含む組合せおよび通常3〜7個の環原子を有する他の環を含有し、場合によって、酸素、硫黄および窒素から独立に選択される1〜3個のヘテロ原子を含有し、芳香族でない二環式環系も含む。] [0127] 「異性体」は、同じ分子式を有する異なる化合物である。「立体異性体」は、原子が空間内に配列する方式のみにおいて異なる異性体である。「エナンチオマー」は、互いに重ね合わせることができない鏡像である立体異性体の対である。エナンチオマーの対の1:1混合物は、「ラセミ」混合物である。「(.±.)」という用語は、適切な場合、ラセミ混合物を示すために使用される。「ジアステレオマー」は、少なくとも2つの不斉原子を有するが、互いに鏡像ではない立体異性体である。絶対立体化学は、Cahn−Ingold−Prelog R−S系に従って特定される。化合物が純粋なエナンチオマーである場合、各キラル炭素における立体化学は、RまたはSのいずれかによって特定することができる。絶対配置が公知でない分解された化合物は、それらがナトリウムDラインの波長において平面偏光を回転させる方向(右旋性または左旋性)に応じて、(+)または(−)と示すことができる。本明細書に記載の化合物の幾つかは、1つまたは複数の不斉中心を含有し、したがって、絶対立体化学に関して(R)−または(S)−と定義付けることができるエナンチオマー、ジアステレオマーおよび他の立体異性体の形態を生じることができる。本発明の化学的実体、医薬組成物および方法は、ラセミ混合物を含むかかる全ての可能な異性体、光学的に純粋形態および中間体混合物を含むことを意味する。光学活性な(R)−および(S)−異性体は、キラルシントンもしくはキラル試薬を使用して調製することができ、または従来の技術を使用して分解することができる。本明細書に記載の化合物が、オレフィン二重結合または幾何学的非対称の他の中心を含有する場合、別段の指定がない限り、その化合物は、EおよびZ幾何異性体の両方を含むことが企図される。] [0128] 「部分」は、分子の特定の部分または官能基を指す。化学部分は、分子に含まれるまたはそれに付加される化学的実体と認識されることが多い。] [0129] 「ニトロ」は、−NO2基を指す。] [0130] 「オキサ」は、−O−基を指す。] [0131] 「オキソ」は、=O基を指す。] [0132] 「互変異性体」は、互変異性化によって相互転換する構造的に異なる異性体である。「互変異性化」は、異性化の形態であり、酸−塩基科学のサブセットとみなされているプロトン回帰性(prototropic)またはプロトン移動互変異性化を含む。「プロトン回帰性互変異性化」または「プロトン移動互変異性化」は、結合次数の変化、しばしば単結合と隣接二重結合の変換が伴うプロトンの遊走を含む。互変異性化が可能な場合(例えば溶液中で)、互変異性体の化学平衡に達することができる。互変異性化の例は、ケト−エノール互変異性化である。ケト−エノール互変異性化の具体例は、ペンタン−2,4−ジオンおよび4−ヒドロキシペント−3−エン−2−オン互変異性体の相互変換である。互変異性化の別の例は、フェノール−ケト互変異性化である。フェノール−ケト互変異性化の具体例は、ピリジン−4−オールおよびピリジン−4(1H)−オン互変異性体の相互変換である。] [0133] 本発明の化合物は、かかる化合物を構成する1つまたは複数の原子において、非天然の割合の原子の同位体を含有することもできる。例えば化合物は、例えばトリチウム(3H)、ヨウ素−125(125I)または炭素−14(14C)などの放射性同位体で標識化することができる。本発明の化合物のあらゆる同位体変化は、それが放射性であろうとなかろうと、本発明の範囲に包含される。] [0134] 「脱離基または原子」は、反応条件下で出発材料から開裂し、したがって特定部位における反応を促進する任意の基または原子である。別段の指定がない限り、かかる基の適切な例は、ハロゲン原子、メシルオキシ、p−ニトロベンゼンスルホニルオキシおよびトシルオキシ基である。] [0135] 「保護基」は、有機合成においてそれに関連する従来の意味を有し、即ちこの基は、多官能性化合物における1つまたは複数の反応性部位を選択的に遮断し、その結果、化学反応を別の非保護反応性部位上で選択的に行うことができ、選択的反応が完了した後に該基を容易に除去することができる。様々な保護基が、例えばT.H. GreeneおよびP. G. M. Wuts、Protective Groups in Organic Synthesis、Third Edition、John Wiley & Sons、New York(1999年)に開示されている。例えば、ヒドロキシ保護形態は、化合物に存在するヒドロキシ基の少なくとも1つがヒドロキシ保護基で保護されているものである。同様に、アミンおよび他の反応基を保護することもできる。] [0136] 「溶媒和物」は、薬学的に許容される溶媒の1つまたは複数の分子と物理的に結合した化合物(例えば、式Iから選択される化合物または薬学的に許容されるその塩)を指す。「式Iの化合物」は、式Iの化合物および該化合物の溶媒和物、ならびにそれらの混合物を包含することを理解されよう。] [0137] 「置換されている」は、参照した基が、アシル、アルキル、アルキルアリール、シクロアルキル、アラルキル、アリール、炭水化物、カーボネート、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、メルカプト、アルキルチオ、アリールチオ、シアノ、ハロ、カルボニル、エステル、チオカルボニル、イソシアナート、チオシアナート、イソチオシアナート、ニトロ、オキソ、ペルハロアルキル、ペルフルオロアルキル、ホスフェート、シリル、スルフィニル、スルホニル、スルホンアミジル、スルホキシル、スルホネート、尿素ならびに一置換および二置換アミノ基を含むアミノ、ならびにそれらの被保護誘導体から個々に独立に選択される1つまたは複数の追加の基(複数可)で置換されていてもよいことを意味する。二置換アミノ基は、例えばモルホリノなどのアミノ基の窒素と一緒になって環を形成するものを包含する。置換基それら自体が置換されていてもよく、例えばシクロアルキル置換基は、1つまたは複数の環炭素等において置換されたハロゲン化物を有することができる。先の置換基の保護誘導体を形成することができる保護基は、当業者に公知であり、先のGreeneおよびWutsなどの参考文献に見ることができる。] [0138] 「スルファニル」は、以下の基、−S−(場合によって置換されているアルキル)、−S−(場合によって置換されているアリール)、−S−(場合によって置換されているヘテロアリール)および−S−(場合によって置換されているヘテロシクロアルキル)を指す。] [0139] 「スルフィニル」は、以下の基、−S(O)−H、−S(O)−(場合によって置換されているアルキル)、−S(O)−(場合によって置換されているアミノ)、−S(O)−(場合によって置換されているアリール)、−S(O)−(場合によって置換されているヘテロアリール)および−S(O)−(場合によって置換されているヘテロシクロアルキル)を指す。] [0140] 「スルホニル」は、以下の基、−S(O2)−H、−S(O2)−(場合によって置換されているアルキル)、−S(O2)−(場合によって置換されているアミノ)、−S(O2)−(場合によって置換されているアリール)、−S(O2)−(場合によって置換されているヘテロアリール)および−S(O2)−(場合によって置換されているヘテロシクロアルキル)を指す。] [0141] 「スルホンアミジル」または「スルホンアミド」は、−S(=O)2−NRR基を指し、各Rは、水素、アルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール(環炭素を介して結合している)およびヘテロ脂環式(環炭素を介して結合している)からなる群から独立に選択される。−S(=O)2−NRR基の−NRRのR基は、それが結合する窒素と一緒になって、4、5、6または7員環を形成することができる。幾つかの実施形態では、スルホンアミドは、C1〜C10スルホンアミドであり、スルホンアミドの各Rは、合計1個の炭素、2個の炭素、3個の炭素または4個の炭素を含有する。スルホンアミド基は、それぞれアルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリールについて記載した置換基の1つまたは複数によって、場合によって置換されている。] [0142] 「スルホキシル」は、−S(=O)2OH基を指す。] [0143] 「スルホネート」は、−S(=O)2−OR基を指し、各Rは、アルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール(環炭素を介して結合している)およびヘテロ脂環式(環炭素を介して結合している)からなる群から選択される。スルホネート基は、それぞれアルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリールについて記載した置換基の1つまたは複数によって、R上で場合によって置換されている。] [0144] 置換基が、左から右に書かれたそれらの従来の化学式によって特定されている場合、それらは、右から左の構造を書いたものから得られる化学的に同一の置換基を同様に包含し、例えば−CH2O−は−OCH2−に等しい。] [0145] 本発明の化合物は、例えば多形体、疑似多形体、溶媒和物、水和物、非溶媒和多形体(無水物を含む)、配座多形および化合物の非晶形、ならびにそれらの混合物を含む、それらの化合物の結晶形および非晶形も含む。「結晶形」、「多形体」および「新規形態」は、本明細書では変換可能に使用することができ、特定の結晶形または非晶形に言及しない限り、例えば、多形体、疑似多形体、溶媒和物、水和物、非溶媒和多形体(無水物を含む)、配座多形および非晶形、ならびにそれらの混合物を含む、化合物の全ての結晶形および非晶形を含むことを意味する。] [0146] 化学的実体には、それに限定されるものではないが、式I、IV、V、VI、VII、VIII、IX、X、XI、XII、XIIIおよびXIVの化合物ならびにそれらの全ての薬学的に許容される形態が含まれる。本明細書に引用した、化合物の薬学的に許容される形態には、薬学的に許容される塩、キレート、非共有結合複合体、プロドラッグおよびそれらの混合物が含まれる。幾つかの実施形態では、本明細書に記載の化合物は、薬学的に許容される塩の形態である。したがって、「化学的実体(単数)」および「化学的実体(複数)」という用語は、薬学的に許容される塩、キレート、非共有結合複合体、プロドラッグおよび混合物も包含する。] [0147] さらに、式I、IV、V、VI、VII、VIII、IX、X、XI、XII、XIIIまたはXIVの化合物が酸付加塩として得られる場合、遊離塩基は、酸塩の溶液を塩基性化することによって得ることができる。その逆に、生成物が遊離塩基である場合、付加塩、特に薬学的に許容される付加塩は、塩基性化合物から酸付加塩を調製するための従来の手順に従って、適切な有機溶媒に遊離塩基を溶解し、酸でその溶液を処理することによって生成することができる。当業者は、非毒性の薬学的に許容される付加塩の調製に使用できる様々な合成方法を認識されよう。] [0148] 一態様では、本発明は、式Iの化合物または薬学的に許容されるその塩を提供する。] [0149] 式中、Wa1はCR3またはNであり、Wa2はCR5またはNであり、Wa3はCR6またはNであり、Wa4はNまたはCR7であり、Wb5はCR8、CHR8またはNであり、 Wa1、Wa2、Wa3、Wa4およびWb5から選択される2個以下の隣接する環原子は、ヘテロ原子であり、 Wdは、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールであり、 Bは、アルキル、アミノ、ヘテロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルまたは式IIの部分であり、] [0150] 式中、Wcは、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルまたはシクロアルキルであり、qは、0、1、2、3または4の整数であり、 Xは、存在しないか、または−(CH(R9))zであり、zの各存在は、独立に、1、2、3または4の整数であり、 Yは、存在しないか、−O−、−S−、−S(=O)−、−S(=O)2−、−N(R9)−、−C(=O)−(CHR9)z−、−C(=O)−、−N(R9)−C(=O)−または−N(R9)−C(=O)NH−、−N(R9)C(R9)2−または−C(=O)−(CHR9)z−であり、 R1は、水素、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、アルコキシ、アミド、アミノ、アシル、アシルオキシ、アルコキシカルボニル、スルホンアミド、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、ニトロ、ホスフェート、尿素またはカーボネートであり、 R2は、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、アルコキシ、アミド、アミノ、アシル、アシルオキシ、アルコキシカルボニル、スルホンアミド、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、ニトロ、ホスフェート、尿素またはカーボネートであり、 R3は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アルコキシ、アミド、アミノ、アシル、アシルオキシ、アルコキシカルボニル、スルホンアミド、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、ニトロ、アリールまたはヘテロアリールであり、 R5、R6、R7およびR8は、独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロアルキル、アルコキシ、アミド、アミノ、アシル、アシルオキシ、スルホンアミド、ハロ、シアノ、ヒドロキシまたはニトロであり、 R9の各存在は、独立に、水素、C1〜C10アルキル、C3〜C7シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルまたはC2〜C10ヘテロアルキルである。] [0151] 幾つかの実施形態では、Wa1はCR3である。幾つかの実施形態では、Wa1はNである。幾つかの実施形態では、Wa2はCR5である。幾つかの実施形態では、Wa2はNである。幾つかの実施形態では、Wa3はCR6である。幾つかの実施形態では、Wa3はNである。幾つかの実施形態では、Wa4はCR7である。幾つかの実施形態では、Wa4はNである。幾つかの実施形態では、Wb5はCR8である。幾つかの実施形態では、Wb5はCHR8である。幾つかの実施形態では、Wb5はNである。幾つかの実施形態では、Wa2はCR5であり、Wa3はCR6であり、Wa4はCR7である。幾つかの実施形態では、Wa2はNであり、Wa3はCR6であり、Wa4はCR7である。幾つかの実施形態では、Wa2はCR5であり、Wa3はNであり、Wa4はCR7である。幾つかの実施形態では、Wa2はCR5であり、Wa3はCR6であり、Wa4はNである。幾つかの実施形態では、Wa2、Wa3は、Nであり、Wa4はCR7である。幾つかの実施形態では、Wa2はCR5であり、Wa3、Wa4は、Nである。幾つかの実施形態では、Wb5はCR8である。幾つかの実施形態では、Wb5はCHR8である。幾つかの実施形態では、Wb5はNである。幾つかの実施形態では、Wa2はCR5であり、Wa3はCR6であり、Wa4はCR7であり、Wb5はCR8である。幾つかの実施形態では、Wa2はCR5であり、Wa3はCR6であり、Wa4はCR7であり、Wb5はCHR8である。幾つかの実施形態では、Wa2はCR5であり、Wa3はCR6であり、Wa4はCR7であり、Wb5はNである。幾つかの実施形態では、Wa2はNであり、Wa3はCR6であり、Wa4はCR7であり、Wb5はCR8である。幾つかの実施形態では、Wa2はNであり、Wa3はCR6であり、Wa4はCR7であり、Wb5はCHR8である。幾つかの実施形態では、Wa2はNであり、Wa3はCR6であり、Wa4はCR7であり、Wb5はNである。幾つかの実施形態では、Wa2はCR5であり、Wa3はNであり、Wa4はCR7であり、Wb5はCR8である。幾つかの実施形態では、Wa2はCR5であり、Wa3はNであり、Wa4はCR7であり、Wb5はCHR8である。幾つかの実施形態では、Wa2はCR5であり、Wa3はNであり、Wa4はCR7であり、Wb5はNである。幾つかの実施形態では、Wa2はCR5であり、Wa3はCR6であり、Wa4はNであり、Wb5はCR8である。幾つかの実施形態では、Wa2はCR5であり、Wa3はCR6であり、Wa4はNであり、Wb5はCHR8である。幾つかの実施形態では、Wa2はCR5であり、Wa3はCR6であり、Wa4はNであり、Wb5はNである。幾つかの実施形態では、Wa2、Wa3はNであり、Wa4はCR7であり、Wb5はCR8である。幾つかの実施形態では、Wa2、Wa3はNであり、Wa4はCR7であり、Wb5はCHR8である。幾つかの実施形態では、Wa2、Wa3はNであり、Wa4はCR7であり、Wb5はNである。幾つかの実施形態では、Wa2はCR5であり、Wa3、Wa4はNであり、Wb5はCR8である。幾つかの実施形態では、Wa2はCR5であり、Wa3、Wa4はNであり、Wb5はCHR8である。幾つかの実施形態では、Wa2はCR5であり、Wa3、Wa4はNであり、Wb5はNである。] [0152] 幾つかの実施形態では、Bは、それに限定されるものではないが、−(CH2)2−NRaRa(各Raは、独立に、水素、アルキル、フルオロアルキル、カルボシクリル、カルボシクリルアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリールまたはヘテロアリールアルキルである)を含む非置換または置換アルキルであり、あるいはNRaRaは一緒に組み合わさって環状部分を形成し、それには、限定されるものではないがピペリジニル、ピペラジニルおよびモルホリニルが含まれる。幾つかの実施形態では、Bは、非置換または置換アミノである。幾つかの実施形態では、Bは、非置換または置換ヘテロアルキルである。] [0153] 幾つかの実施形態では、Bは、式IIの部分であり、Wcは、非置換または置換アリール、置換フェニル、それに限定されるものではないが、ピリジン−2−イル、ピリジン−3−イル、ピリジン−4−イル、ピリミジン−4−イル、ピリミジン−2−イル、ピリミジン−5−イルまたはピラジン−2−イルを含む非置換または置換ヘテロアリール、非置換または置換単環式ヘテロアリール、非置換または置換二環式ヘテロアリール、環原子として2つのヘテロ原子を含むヘテロアリール、窒素環原子を含む非置換または置換ヘテロアリール、2つの窒素環原子を含むヘテロアリール、環原子として窒素および硫黄を含むヘテロアリール、それに限定されるものではないが、モルホリニル、テトラヒドロピラニル、ピペラジニルおよびピペリジニルを含む非置換または置換ヘテロシクロアルキル、それに限定されるものではないが、シクロペンチルおよびシクロヘキシルを含む非置換または置換シクロアルキルからなる群から選択されるメンバーである。] [0154] 幾つかの実施形態では、Bは、以下の部分の1つである。] [0155] ] [0156] 幾つかの実施形態では、Bは、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールアルコキシ、アミド、アミノ、アシル、アシルオキシ、アルコキシカルボニル、スルホンアミド、ハロ、シアノ、ヒドロキシまたはニトロの1つまたは複数によって置換されており、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アルコキシ、アミド、アミノ、アシル、アシルオキシまたはスルホンアミドのそれぞれは、それ自体置換されていてもよい。] [0157] 幾つかの実施形態では、R1は、水素、非置換または置換アルキル、非置換または置換ヘテロアルキル、非置換または置換アルケニル、非置換または置換アルキニル、非置換または置換シクロアルキルあるいは非置換または置換ヘテロシクロアルキルからなる群から選択されるメンバーである。幾つかの実施形態では、R1は、非置換または置換アリール、非置換または置換アリールアルキル、非置換または置換ヘテロアリールあるいは非置換または置換ヘテロアリールアルキルである。幾つかの実施形態では、R1は、非置換または置換アルコキシ、非置換または置換アミド、非置換または置換アミノである。幾つかの実施形態では、R1は、非置換または置換アシル、非置換または置換アシルオキシ、非置換または置換アルコキシカルボニルあるいは非置換または置換スルホンアミドである。幾つかの実施形態では、R1は、−Cl、−F、−Iおよび−Brを含むハロである。幾つかの実施形態では、R1は、シアノ、ヒドロキシ、ニトロ、非置換または置換ホスフェート、非置換または置換尿素およびカーボネートからなる群から選択される。] [0158] 幾つかの実施形態では、R1がアルキルである場合、R1は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、n−ブチル、tert−ブチル、sec−ブチル、ペンチル、ヘキシルまたはヘプチルである。] [0159] 幾つかの実施形態では、R1がアルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、アルコキシ、アミド、アミノ、アシル、アシルオキシ、アルコキシカルボニル、スルホンアミドまたはヒドロキシである場合、R1は、ホスフェートまたは非置換尿素または置換尿素または炭酸またはカーボネートによって置換されている。] [0160] 幾つかの実施形態では、R1がアルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、アルコキシ、アミド、アミノ、アシル、アシルオキシ、アルコキシカルボニルまたはスルホンアミドである場合、R1は、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、アルコキシ、アミド、アミノ、アシル、アシルオキシ、アルコキシカルボニル、スルホンアミド、ハロ、シアノ、ヒドロキシまたはニトロの1つまたは複数によって置換されており、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、アルコキシ、アミド、アミノ、アシル、アシルオキシ、アルコキシカルボニルまたはスルホンアミドのそれぞれは、それ自体置換されていてもよい。] [0161] 幾つかの実施形態では、R2は、非置換または置換アルキル、非置換または置換ヘテロアルキル、非置換または置換アルケニル、非置換または置換アルキニル、非置換または置換シクロアルキルおよび非置換または置換ヘテロシクロアルキルからなる群から選択されるメンバーである。幾つかの実施形態では、R2は、非置換または置換アリール、非置換または置換アリールアルキル、非置換または置換ヘテロアリールあるいは非置換または置換ヘテロアリールアルキルである。幾つかの実施形態では、R2は、非置換または置換アルコキシ、非置換または置換アミド、非置換または置換アミノである。幾つかの実施形態では、R2は、非置換または置換アシル、非置換または置換アシルオキシ、非置換または置換アルコキシカルボニルあるいは非置換または置換スルホンアミドである。幾つかの実施形態では、R2は、−I、−F、−Clまたは−Brであるハロである。幾つかの実施形態では、R2は、シアノ、ヒドロキシ、ニトロ、炭酸およびカーボネートからなる群から選択される。幾つかの実施形態では、R2は、非置換または置換ホスフェートである。幾つかの実施形態では、R2は、非置換または置換尿素である。幾つかの実施形態では、R2がアルキルである場合、R2は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、n−ブチル、tert−ブチル、sec−ブチル、ペンチル、ヘキシルまたはヘプチルである。] [0162] 幾つかの実施形態では、R2がアルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、アルコキシ、アミド、アミノ、アシル、アシルオキシ、アルコキシカルボニル、スルホンアミドまたはヒドロキシである場合、R2は、ホスフェートによって置換され、尿素によって置換され、またはカーボネートによって置換されている。] [0163] 幾つかの実施形態では、R2がアルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、アルコキシ、アミド、アミノ、アシル、アシルオキシ、アルコキシカルボニルまたはスルホンアミドである場合、R2は、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アルコキシ、アミド、アミノ、アシル、アシルオキシ、アルコキシカルボニル、スルホンアミド、ハロ、シアノ、ヒドロキシまたはニトロの1つまたは複数によって置換されており、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アルコキシ、アミド、アミノ、アシル、アシルオキシ、アルコキシカルボニルまたはスルホンアミドのそれぞれは、それ自体置換されていてもよい。] [0164] 幾つかの実施形態では、qは整数0である。幾つかの実施形態では、qは整数1である。幾つかの実施形態では、qは整数2である。幾つかの実施形態では、qは整数3である。幾つかの実施形態では、qは整数4である。] [0165] 幾つかの実施形態では、R3は、水素、非置換または置換アルキル、非置換または置換アルケニルおよび非置換または置換アルキニルからなる群から選択されるメンバーである。幾つかの実施形態では、R3は、非置換または置換アリール、非置換または置換ヘテロアリール、非置換または置換シクロアルキルあるいは非置換または置換ヘテロシクロアルキルである。幾つかの実施形態では、R3は、非置換または置換アルコキシ、非置換または置換アミド、非置換または置換アミノである。幾つかの実施形態では、R3は、非置換または置換アシル、非置換または置換アシルオキシ、非置換または置換アルコキシカルボニルあるいは非置換または置換スルホンアミドである。幾つかの実施形態では、R3は、−I、−F、−Clまたは−Brであるハロである。] [0166] 幾つかの実施形態では、R3は、シアノ、ヒドロキシおよびニトロからなる群から選択される。幾つかの実施形態では、R3がアルキルである場合、R3は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、n−ブチル、tert−ブチル、sec−ブチル、ペンチル、ヘキシルまたはヘプチルである。幾つかの実施形態では、R3は−CF3である。] [0167] 幾つかの実施形態では、R3がアルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アルコキシ、アミド、アミノ、アシル、アシルオキシ、アルコキシカルボニルまたはスルホンアミドである場合、R3は、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アルコキシ、アミド、アミノ、アシル、アシルオキシ、アルコキシカルボニル、スルホンアミド、ハロ、シアノ、ヒドロキシまたはニトロの1つまたは複数で置換されており、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アルコキシ、アミド、アミノ、アシル、アシルオキシ、アルコキシカルボニルまたはスルホンアミドのそれぞれは、それ自体置換されていてもよい。] [0168] 幾つかの実施形態では、R5は、水素、非置換または置換アルキル(それに限定されるものではないが非置換または置換C1〜C4アルキルを含む)である。幾つかの実施形態では、R5は、それに限定されるものではないが、非置換または置換C2〜C5アルケニルを含む非置換または置換アルケニルである。幾つかの実施形態では、R5は、それに限定されるものではないが、非置換または置換C2〜C5アルキニルを含む非置換または置換アルキニルである。幾つかの実施形態では、R5は、それに限定されるものではないが、非置換または置換C3〜C5シクロアルキルを含む非置換または置換シクロアルキルである。幾つかの実施形態では、R5は、非置換または置換ヘテロシクロアルキルである。幾つかの実施形態では、R5は、それに限定されるものではないが、非置換または置換C1〜C4ヘテロアルキルを含む非置換または置換ヘテロアルキルである。幾つかの実施形態では、R5は、それに限定されるものではないが、非置換または置換C1〜C4アルコキシを含む非置換または置換アルコキシである。幾つかの実施形態では、R5は、それに限定されるものではないが、非置換または置換C1〜C4アミドを含む非置換または置換アミドである。幾つかの実施形態では、R5は、非置換または置換アミノである。幾つかの実施形態では、R5は、非置換または置換アシル、非置換または置換アシルオキシ、非置換または置換C1〜C4アシルオキシ、非置換または置換アルコキシカルボニル、非置換または置換スルホンアミドあるいは非置換または置換C1〜C4スルホンアミドである。幾つかの実施形態では、R5は、−I、−F、−Clまたは−Brであるハロである。幾つかの実施形態では、R5は、シアノ、ヒドロキシおよびニトロからなる群から選択される。幾つかの他の実施形態では、R5は、−CH3、−CH2CH3、n−プロピル、イソプロピル、−OCH3、−OCH2CH3または−CF3である。] [0169] 幾つかの実施形態では、R5がアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロアルキル、アシル、アルコキシ、アミド、アミノ、アシルオキシ、アルコキシカルボニルまたはスルホンアミドである場合、R5は、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アルコキシ、アミド、アミノ、アシル、アシルオキシ、アルコキシカルボニル、スルホンアミド、ハロ、シアノ、ヒドロキシまたはニトロの1つまたは複数で場合によって置換されており、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アルコキシ、アミド、アミノ、アシル、アシルオキシ、アルコキシカルボニルまたはスルホンアミドのそれぞれは、それ自体置換されていてもよい。] [0170] 幾つかの実施形態では、R6は、水素、非置換または置換アルキル(それに限定されるものではないが非置換または置換C1〜C4アルキルを含む)である。幾つかの実施形態では、R6は、それに限定されるものではないが、非置換または置換C2〜C5アルケニルを含む非置換または置換アルケニルである。幾つかの実施形態では、R6は、それに限定されるものではないが、非置換または置換C2〜C5アルキニルを含む非置換または置換アルキニルである。幾つかの実施形態では、R6は、それに限定されるものではないが、非置換または置換C3〜C5シクロアルキルを含む非置換または置換シクロアルキルである。幾つかの実施形態では、R6は、非置換または置換ヘテロシクロアルキルである。幾つかの実施形態では、R6は、それに限定されるものではないが、非置換または置換C1〜C4ヘテロアルキルを含む非置換または置換ヘテロアルキルである。幾つかの実施形態では、R6は、それに限定されるものではないが、非置換または置換C1〜C4アルコキシを含む非置換または置換アルコキシである。幾つかの実施形態では、R6は、それに限定されるものではないが、非置換または置換C1〜C4アミドを含む非置換または置換アミドである。幾つかの実施形態では、R6は、非置換または置換アミノである。幾つかの実施形態では、R6は、非置換または置換アシル、非置換または置換アシルオキシ、非置換または置換C1〜C4アシルオキシ、非置換または置換アルコキシカルボニル、非置換または置換スルホンアミドあるいは非置換または置換C1〜C4スルホンアミドである。幾つかの実施形態では、R6は、−I、−F、−Clまたは−Brであるハロである。幾つかの実施形態では、R6は、シアノ、ヒドロキシおよびニトロからなる群から選択される。幾つかの他の実施形態では、R6は、−CH3、−CH2CH3、n−プロピル、イソプロピル、−OCH3、−OCH2CH3または−CF3である。] [0171] 幾つかの実施形態では、R6がアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロアルキル、アシル、アルコキシ、アミド、アミノ、アシルオキシ、アルコキシカルボニルまたはスルホンアミドである場合、R6は、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アルコキシ、アミド、アミノ、アシル、アシルオキシ、アルコキシカルボニル、スルホンアミド、ハロ、シアノ、ヒドロキシまたはニトロの1つまたは複数で場合によって置換されており、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アルコキシ、アミド、アミノ、アシル、アシルオキシ、アルコキシカルボニルまたはスルホンアミドのそれぞれは、それ自体置換されていてもよい。] [0172] 幾つかの実施形態では、R7は、水素、非置換または置換アルキル(それに限定されるものではないが非置換または置換C1〜C4アルキルを含む)である。幾つかの実施形態では、R7は、それに限定されるものではないが、非置換または置換C2〜C5アルケニルを含む非置換または置換アルケニルである。幾つかの実施形態では、R7は、それに限定されるものではないが、非置換または置換C2〜C5アルキニルを含む非置換または置換アルキニルである。幾つかの実施形態では、R7は、それに限定されるものではないが、非置換または置換C3〜C5シクロアルキルを含む非置換または置換シクロアルキルである。幾つかの実施形態では、R7は、非置換または置換ヘテロシクロアルキルである。幾つかの実施形態では、R7は、それに限定されるものではないが、非置換または置換C1〜C4ヘテロアルキルを含む非置換または置換ヘテロアルキルである。幾つかの実施形態では、R7は、それに限定されるものではないが、非置換または置換C1〜C4アルコキシを含む非置換または置換アルコキシである。幾つかの実施形態では、R7は、それに限定されるものではないが、非置換または置換C1〜C4アミドを含む非置換または置換アミドである。幾つかの実施形態では、R7は、非置換または置換アミノである。幾つかの実施形態では、R7は、非置換または置換アシル、非置換または置換アシルオキシ、非置換または置換C1〜C4アシルオキシ、非置換または置換アルコキシカルボニル、非置換または置換スルホンアミドあるいは非置換または置換C1〜C4スルホンアミドである。幾つかの実施形態では、R7は、−I、−F、−Clまたは−Brであるハロである。幾つかの実施形態では、R7は、シアノ、ヒドロキシおよびニトロからなる群から選択される。幾つかの他の実施形態では、R7は、−CH3、−CH2CH3、n−プロピル、イソプロピル、−OCH3、−OCH2CH3または−CF3である。] [0173] 幾つかの実施形態では、R7がアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロアルキル、アシル、アルコキシ、アミド、アミノ、アシルオキシ、アルコキシカルボニルまたはスルホンアミドである場合、R7は、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アルコキシ、アミド、アミノ、アシル、アシルオキシ、アルコキシカルボニル、スルホンアミド、ハロ、シアノ、ヒドロキシまたはニトロの1つまたは複数で場合によって置換されており、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アルコキシ、アミド、アミノ、アシル、アシルオキシ、アルコキシカルボニルまたはスルホンアミドのそれぞれは、それ自体置換されていてもよい。] [0174] 幾つかの実施形態では、R8は、水素、非置換または置換アルキル(それに限定されるものではないが非置換または置換C1〜C4アルキルを含む)である。幾つかの実施形態では、R8は、それに限定されるものではないが、非置換または置換C2〜C5アルケニルを含む非置換または置換アルケニルである。幾つかの実施形態では、R8は、それに限定されるものではないが、非置換または置換C2〜C5アルキニルを含む非置換または置換アルキニルである。幾つかの実施形態では、R8は、それに限定されるものではないが、非置換または置換C3〜C5シクロアルキルを含む非置換または置換シクロアルキルである。幾つかの実施形態では、R8は、非置換または置換ヘテロシクロアルキルである。幾つかの実施形態では、R8は、それに限定されるものではないが、非置換または置換C1〜C4ヘテロアルキルを含む非置換または置換ヘテロアルキルである。幾つかの実施形態では、R8は、それに限定されるものではないが、非置換または置換C1〜C4アルコキシを含む非置換または置換アルコキシである。幾つかの実施形態では、R8は、それに限定されるものではないが、非置換または置換C1〜C4アミドを含む非置換または置換アミドである。幾つかの実施形態では、R8は、非置換または置換アミノである。幾つかの実施形態では、R8は、非置換または置換アシル、非置換または置換アシルオキシ、非置換または置換C1〜C4アシルオキシ、非置換または置換アルコキシカルボニル、非置換または置換スルホンアミドあるいは非置換または置換C1〜C4スルホンアミドである。幾つかの実施形態では、R8は、−I、−F、−Clまたは−Brであるハロである。幾つかの実施形態では、R8は、シアノ、ヒドロキシおよびニトロからなる群から選択される。幾つかの他の実施形態では、R8は、−CH3、−CH2CH3、n−プロピル、イソプロピル、−OCH3、−OCH2CH3または−CF3である。] [0175] 幾つかの実施形態では、R8がアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロアルキル、アシル、アルコキシ、アミド、アミノ、アシルオキシ、アルコキシカルボニルまたはスルホンアミドである場合、R8は、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アルコキシ、アミド、アミノ、アシル、アシルオキシ、アルコキシカルボニル、スルホンアミド、ハロ、シアノ、ヒドロキシまたはニトロの1つまたは複数で場合によって置換されており、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アルコキシ、アミド、アミノ、アシル、アシルオキシ、アルコキシカルボニルまたはスルホンアミドのそれぞれは、それ自体置換されていてもよい。] [0176] 幾つかの実施形態では、R5、R6、R7およびR8はHである。] [0177] 幾つかの実施形態では、Xは存在しない。幾つかの実施形態では、Xは−(CH(R9))zであり、zは、1、2、3または4の整数である。] [0178] 幾つかの実施形態では、R9は、それに限定されるものではないが、非置換または置換C1〜C10アルキルを含む非置換または置換アルキルである。幾つかの実施形態では、R9は、それに限定されるものではないが、非置換または置換C3〜C7シクロアルキルを含む非置換または置換シクロアルキルである。幾つかの実施形態では、R9は、メチルまたは水素である。幾つかの実施形態では、R9は、それに限定されるものではないが、非置換または置換C2〜C10ヘテロアルキルを含む非置換または置換ヘテロシクロアルキルである。幾つかの実施形態では、R9は、それに限定されるものではないが、非置換または置換C2〜C10ヘテロアルキルを含む非置換または置換ヘテロアルキルである。] [0179] R9が先のいずれかである場合、幾つかの実施形態では、Xは−CH2−、−CH2CH2−、−CH2CH2CH2−、−CH(CH3)−または−CH(CH2CH3)−である。幾つかの実施形態では、Xが−CH(CH3)−である場合、−CH(CH3)−は、(S)−または(R)−立体化学的配置である。] [0180] 式Iの化合物の幾つかの実施形態では、Yは存在しない。幾つかの実施形態では、Yは、−O−、−S−、−S(=O)−、−S(=O)2−、−C(=O)−、−N(R9)(C=O)−、−N(R9)(C=O)NH−、−N(R9)C(R9)2−(−N(R9)CH2−、特に−N(CH3)CH2−、N(CH(CH3)2)CH2−またはN(CH2CH3)CH2−など)、−N(R9)−、−N(CH3)−、−N(CH2CH3)−または−N(CH(CH3)2)−である。幾つかの実施形態では、Yは、−C(=O)−(CHR9)z−であり、zは、1、2、3または4の整数である。] [0181] 幾つかの実施形態では、X−Yは、−CH2−、−CH2−N(CH3)、−CH(CH3)−NH−、(S)−CH(CH3)−NH−または(R)−CH(CH3)−NH−である。幾つかの実施形態では、X−Yは、−N(CH3)−CH2−、N(CH2CH3)CH2−、−N(CH(CH3)2)CH2−または−NHCH2−である。] [0182] 幾つかの実施形態では、Wdは、非置換または置換ヘテロシクロアルキル、非置換または置換アリールおよび非置換または置換ヘテロアリールからなる群から選択されるメンバーである。幾つかの実施形態では、Wdは、非置換または置換単環式ヘテロアリールあるいは非置換または置換二環式ヘテロアリールである。幾つかの実施形態では、Wdは、少なくとも1つのヘテロ原子を有する二環式ヘテロアリール、例えば少なくとも1つの窒素環原子を有する二環式ヘテロアリールである。幾つかの実施形態では、Wdは、少なくとも2つのヘテロ原子を有する二環式ヘテロアリール、例えば少なくとも2つの窒素環原子を有する二環式ヘテロアリールである。幾つかの実施形態では、Wdは、XYに結合している環中に2つのヘテロ原子を有する二環式ヘテロアリールである。幾つかの実施形態では、Wdは、XYが結合している環中に2つの窒素環原子を有する二環式ヘテロアリールである。幾つかの実施形態では、Wdは、4つのヘテロ原子を有する二環式ヘテロアリール、例えば4つの窒素環原子を有する二環式ヘテロアリールである。幾つかの実施形態では、Wdは、非置換または置換4−アミノ−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル、非置換または置換7−アミノ−2−メチル−2H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−3−イル、非置換または置換6−メチレニル−9H−プリン−6−イルあるいは非置換または置換6−アミノ−9H−プリン−9−イルである。] [0183] 幾つかの実施形態では、Wdは以下の1つである。] [0184] 式中、Raは、水素、ハロ、ホスフェート、尿素、カーボネート、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロアルキルまたはヘテロシクロアルキルであり、 R11は、H、アルキル、ハロ、アミノ、アミド、ヒドロキシまたはアルコキシであり、 R12は、H、アルキル、シアノ、アルキニル、アルケニル、ハロ、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、シクロアルキル、アミノ、カルボン酸、アルコキシカルボニルまたはアミドである。] [0185] 幾つかの実施形態では、Wdは、] [0186] である。] [0187] 幾つかの実施形態では、Wdは、] [0188] である。] [0189] 幾つかの実施形態では、Wdは、] [0190] である。] [0191] 幾つかの実施形態では、Wdは、] [0192] である。] [0193] Wdの幾つかの実施形態では、Raは、水素、ハロ、ホスフェート、尿素、カーボネート、非置換または置換アルキル、非置換または置換アルケニル、非置換または置換アルキニル、非置換または置換シクロアルキル、非置換または置換ヘテロアルキルおよび非置換または置換ヘテロシクロアルキルからなる群から選択されるメンバーである。] [0194] Wdの幾つかの実施形態では、Raがアルキル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロアルキルまたはヘテロシクロアルキルである場合、Raは、ホスフェート、尿素またはカーボネートによって置換されている。] [0195] 幾つかの実施形態では、R11は、水素、非置換または置換アルキル、および−I、−F、−Clまたは−Brを含むハロからなる群のメンバーである。幾つかの実施形態では、R11は、非置換または置換アミノ、非置換または置換アミド、ヒドロキシあるいは非置換または置換アルコキシである。幾つかの実施形態では、R11は、ホスフェート、非置換または置換尿素またはカーボネートである。] [0196] 幾つかの実施形態では、R11がアルキル、アミノ、アミド、ヒドロキシまたはアルコキシである場合、R11は、ホスフェート、尿素またはカーボネートによって置換されている。] [0197] 幾つかの実施形態では、−X−Y−Wdは、以下の部分の1つである。] [0198] ] [0199] 幾つかの実施形態では、R12は、水素、シアノ、ハロ、非置換または置換アルキル、および非置換または置換アルキニル、非置換または置換アルケニルからなる群のメンバーである。幾つかの実施形態では、R12は、非置換または置換アリールである。幾つかの実施形態では、R12は、非置換または置換ヘテロアリールであり、それには、限定されるものではないが、5員環を有するヘテロアリール、6員環を有するヘテロアリール、少なくとも1つの窒素環原子を有するヘテロアリール、2つの窒素環原子を有するヘテロアリール、単環式ヘテロアリールおよび二環式ヘテロアリールが含まれる。幾つかの実施形態では、R12は、非置換または置換ヘテロシクロアルキルであり、それには、限定されるものではないが、1つの窒素環原子を有するヘテロシクロアルキル、1つの酸素環原子を有するヘテロシクロアルキルが含まれ、R12は、1つの硫黄環原子を有するヘテロシクロアルキル、5員のヘテロシクロアルキル、6員のヘテロシクロアルキル、飽和ヘテロシクロアルキル、不飽和ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル環に結合した不飽和部分を有するヘテロシクロアルキル、オキソによって置換されているヘテロシクロアルキルおよび2つのオキソによって置換されているヘテロシクロアルキルである。幾つかの実施形態では、R12は、それに限定されるものではないが、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、1つのオキソによって置換されているシクロアルキル、シクロアルキル環に結合している不飽和部分を有するシクロアルキルを含む非置換または置換シクロアルキルである。幾つかの実施形態では、R12は、非置換または置換アミド、カルボン酸、非置換または置換アシルオキシあるいは非置換または置換アルコキシカルボニルである。] [0200] 幾つかの実施形態では、R12がアルキル、アルキニル、アルケニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルまたはシクロアルキルである場合、R12は、ホスフェートで置換されている。幾つかの実施形態では、R12がアルキル、アルキニル、アルケニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルまたはシクロアルキルである場合、R12は、尿素で置換されている。幾つかの実施形態では、R12がアルキル、アルキニル、アルケニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルまたはシクロアルキルである場合、R12は、カーボネートで置換されている。] [0201] 幾つかの実施形態では、R12がアルキル、アルキニル、アルケニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、シクロアルキル、アルコキシカルボニル、アミドまたはアシルオキシである場合、R12は、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アルコキシ、アミド、アミノ、アシル、アシルオキシ、アルコキシカルボニル、スルホンアミド、ハロ、シアノ、ヒドロキシまたはニトロの1つまたは複数で置換されており、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アルコキシ、アミド、アミノ、アシル、アシルオキシ、アルコキシカルボニルまたはスルホンアミドのそれぞれは、それ自体置換されていてもよい。] [0202] 幾つかの実施形態では、WdのR12は、以下の部分の1つである。] [0203] ] [0204] 幾つかの実施形態では、Wdは、式IIIのピラゾロピリミジンである。] [0205] 式中、R11は、H、アルキル、ハロ、アミノ、アミド、ヒドロキシまたはアルコキシであり、R12は、H、アルキル、アルキニル、アルケニル、ハロ、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルまたはシクロアルキルである。幾つかの実施形態では、R11は、アミノであり、R12は、H、アルキル、アルキニル、アルケニル、ハロ、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルまたはシクロアルキルである。幾つかの実施形態では、R11は、アミノであり、R12は、アルキル、ハロ、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルまたはシクロアルキルである。幾つかの実施形態では、R11は、アミノであり、R12は、単環式ヘテロアリールである。幾つかの実施形態では、R11は、アミノであり、R12は、二環式ヘテロアリールである。幾つかの実施形態では、R11は、アミノであり、R12は、シアノ、アミノ、カルボン酸、アシルオキシ、アルコキシカルボニルまたはアミドである。] [0206] 幾つかの実施形態では、式Iの化合物は、式1−A、1−B、2−A、2−B、IV、V、V−A、VI、VI−A、VI−B、VI−C、6−C1、6−C2、V−I−Dおよび6−Dからなる群から選択される構造を有する化合物である。] [0207] ] [0208] 別の実施形態では、式Iの化合物は、式VII、7−A、VIII、VIII−Aおよび8−Aからなる群から選択される構造を有する化合物である。] [0209] 式Iの化合物について開示の要素およびそれらの置換基のいずれも、任意の組合せで使用することができる。] [0210] 一態様では、式I、IV、V、VI、VIIまたはVIIIの化合物について、R3は、H、CH3、CF3、Cl、F、アリールまたはヘテロアリールであり、Bは、アルキルまたは式IIの部分である。] [0211] 式中、Wcは、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルまたはシクロアルキルであり、R1は、H、−F、−Cl、−CN、−CH3、イソプロピル、−CF3、−OCH3、ニトロまたはホスフェートであり、R2は、ハロ、ヒドロキシ、シアノ、ニトロまたはホスフェートであり、qは、0、1、2、3または4の整数であり、R5、R6、R7およびR8はHであり、Xは存在しないか、または(CH2)zであり、zは1であり、Yは存在しないか、−N(R9)−または−N(R9)CH(R9)−であり、R9は、水素、C1〜C10アルキル、C3〜C7シクロアルキルまたはC2〜C10ヘテロアルキルであり、Wdは、ピラゾロピリミジンまたはプリンである。] [0212] 別の態様では、式I、IV、V、VI、VIIまたはVIIIの化合物について、R3は、H、CH3、CF3、ClまたはFであり、Bはアルキルであり、またはアリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルもしくはシクロアルキルである式IIの部分であり、R1は、H、−F、−Cl、−CN、−CH3、イソプロピル、−CF3、−OCH3、ニトロまたはホスフェートであり、R2は、ハロ、ヒドロキシ、シアノ、ニトロまたはホスフェートであり、qは、0、1または2であり、R5、R6、R7およびR8はHであり、Xは存在しないか、または(CH2)zであり、zは1であり、Yは存在しないか、−N(R9)−または−N(R9)CH(R9)−であり、R9は、水素、メチルまたはエチルであり、 Wdは、] [0213] であり、R11はアミノであり、R12は、H、アルキル、アルキニル、アルケニル、ハロ、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、シクロアルキル、シアノ、アミノ、カルボン酸、アルコキシカルボニルまたはアミドである。] [0214] 別の態様では、式I、IV、V、VI、VIIまたはVIIIの化合物について、R3は、H、CH3、CF3、ClまたはFであり、Bはアルキルであり、またはアリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルもしくはシクロアルキルである式IIの部分であり、R1は、H、−F、−Cl、−CN、−CH3、イソプロピル、−CF3、−OCH3、ニトロまたはホスフェートであり、R2は、ハロ、ヒドロキシ、シアノ、ニトロまたはホスフェートであり、qは、0、1または2であり、R5、R6、R7およびR8はHであり、Xは(CH2)zであり、zは1であり、Yは存在せず、Wdは、] [0215] であり、R11はアミノであり、R12は、H、アルキル、アルキニル、アルケニル、ハロ、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、シクロアルキル、シアノ、アミノ、カルボン酸、アルコキシカルボニルまたはアミドである。] [0216] 別の態様では、式I、IV、V、VI、VIIまたはVIIIの化合物について、R3は、H、CH3、CF3、ClまたはFであり、Bはアルキルであり、またはアリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルもしくはシクロアルキルである式IIの部分であり、R1は、H、−F、−Cl、−CN、−CH3、イソプロピル、−CF3、−OCH3、ニトロまたはホスフェートであり、R2は、ハロ、ヒドロキシ、シアノ、ニトロまたはホスフェートであり、qは、0、1または2であり、R5、R6、R7およびR8はHであり、Xは(CH2)zであり、zは1であり、Yは−N(R9)−であり、R9は、水素、メチルまたはエチルであり、Wdは、] [0217] である。] [0218] 別の態様では、式I、IV、V、VI、VIIまたはVIIIの化合物について、R3は、H、CH3、CF3、ClまたはFであり、Bはアルキルであり、またはアリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルもしくはシクロアルキルである式IIの部分であり、R1は、H、−F、−Cl、−CN、−CH3、イソプロピル、−CF3、−OCH3、ニトロまたはホスフェートであり、R2は、ハロ、ヒドロキシ、シアノ、ニトロまたはホスフェートであり、qは、0、1または2であり、R5、R6、R7およびR8はHであり、Xは存在せず、Yは−N(R9)CH(R9)−であり、R9は、水素、メチルまたはエチルであり、Wdは、] [0219] である。] [0220] 本発明はまた、式IXの化合物または薬学的に許容されるその塩を提供する。] [0221] 式中、Wa1およびWa2は、独立に、CR5、S、NまたはNR4であり、Wa4は、独立に、CR7、S、NまたはNR4であり、2個以下の隣接する環原子は、窒素または硫黄であり、Wa1がSである場合、Wa2およびWa4の一方はNまたはNR4であり、 Wb5は、CR8、NまたはNR8であり、 Bは、アルキル、アミノ、ヘテロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルまたは式IIの部分であり、] [0222] 式中、Wcは、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルまたはシクロアルキルであり、 qは、0、1、2、3または4の整数であり、 Wdは、存在しないか、またはヘテロシクロアルキル、アリールもしくはヘテロアリール部分であり、 Xは、存在しないか、または−(CH(R9))z−であり、zの各存在は、独立に、1、2、3または4の整数であり、 Yは、存在しないか、−O−、−S−、−S(=O)−、−S(=O)2−、−N(R9)−、−C(=O)−(CHR9)z−、−C(=O)−、−N(R9)−C(=O)−または−N(R9)−C(=O)NH−、−N(R9)C(R9)2−または−C(=O)−(CHR9)z−であり、 R1は、水素、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、アルコキシ、アミド、アミノ、アシル、アシルオキシ、アルコキシカルボニル、スルホンアミド、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、ニトロ、ホスフェート、尿素またはカーボネートであり、 R2は、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、アルコキシ、アミド、アミノ、アシル、アシルオキシ、アルコキシカルボニル、スルホンアミド、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、ニトロ、ホスフェート、尿素またはカーボネートであり、 R4は、水素、アシル、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルまたはC1〜C4ヘテロアルキルであり、 R5、R7およびR8は、独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロアルキル、アルコキシ、アミド、アミノ、アシル、アシルオキシ、アルコキシカルボニル、スルホンアミド、ハロ、シアノ、ヒドロキシまたはニトロであり、 R9の各存在は、独立に、水素、C1〜C10アルキル、C3〜C7シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルまたはC2〜C10ヘテロアルキルである。] [0223] 式Iについて記載の置換基は、以下に定義するWa1、Wa2、Wa4およびWb5を除き、式IXの化合物に同様に適用することができる。] [0224] 幾つかの実施形態では、Wa1は、CR5、S、NまたはNR4である。] [0225] 幾つかの実施形態では、Wa2は、CR5、S、NまたはNR4である。] [0226] 幾つかの実施形態では、Wa4は、CR7、S、NまたはNR4である。] [0227] 幾つかの実施形態では、Wb5は、CR8、NまたはNR8である。] [0228] 幾つかの実施形態では、式IXの化合物は、以下からなる群のメンバーである構造を有する。(i)Wa1はNR4であり、Wa2はCR5であり、Wa4はCR7であり、Wb5はCR8である、(ii)Wa1はNR4であり、Wa2はCR5であり、Wa4はCR7であり、Wb5はCHR8である、(iii)Wa1はNR4であり、Wa2はCR5であり、Wa4はCR7であり、Wb5はNである、(iv)Wa1はNR4であり、Wa2はCR5であり、Wa4はCR7であり、Wb5はNR8である、(v)Wa1はNR4であり、Wa2はNであり、Wa4はCR7であり、Wb5はCR8である、(vi)Wa1はNR4であり、Wa2はNであり、Wa4はCR7であり、Wb5はCHR8である、(vii)Wa1はNR4であり、Wa2はNであり、Wa4はCR7であり、Wb5はNである、(viii)Wa1はNR4であり、Wa2はNであり、Wa4はCR7であり、Wb5はNR8である、(ix)Wa1はNR4であり、Wa2はCR5であり、Wa4はNであり、Wb5はCR8である、(x)Wa1はNR4であり、Wa2はCR5であり、Wa4はNであり、Wb5はCHR8である、(xi)Wa1はNR4であり、Wa2はCR5であり、Wa4はNであり、Wb5はNである、(xii)Wa1はNR4であり、Wa2はCR5であり、Wa4はNであり、Wb5はNR8である、(xiii)Wa1はSであり、Wa2はCR5であり、Wa4はNであり、Wb5はCR8である、(xiv)Wa1はSであり、Wa2はCR5であり、Wa4はNであり、Wb5はCHR8である、(xv)Wa1はSであり、Wa2はCR5であり、Wa4はNであり、Wb5はNである、(xvi)Wa1はSであり、Wa2はCR5であり、Wa4はNであり、Wb5はNR8である、(xvii)Wa1はNであり、Wa2はCR5であり、Wa4はSであり、Wb5はCR8である、(xviii)Wa1はNであり、Wa2はCR5であり、Wa4はSであり、Wb5はCHR8である、(xix)Wa1はNであり、Wa2はCR5であり、Wa4はSであり、Wb5はNである、(xx)Wa1はNであり、Wa2はCR5であり、Wa4はSであり、Wb5はNR8である、(xxi)Wa1はCR5であり、Wa2はNであり、Wa4はSであり、Wb5はCR8である、(xxi)Wa1はCR5であり、Wa2はNであり、Wa4はSであり、Wb5はCHR8である、(xxii)Wa1はCR5であり、Wa2はNであり、Wa4はSであり、Wb5はNである、(xxiii)Wa1はCR5であり、Wa2はNであり、Wa4はSであり、Wb5はNR8である、(xxiv)Wa1はSであり、Wa2はNであり、Wa4はCR7であり、Wb5はCR8である、(xxv)Wa1はSであり、Wa2はNであり、Wa4はCR7であり、Wb5はCHR8である、(xxvi)Wa1はSであり、Wa2はNであり、Wa4はCR7であり、Wb5はNである、(xxvii)Wa1はSであり、Wa2はNであり、Wa4はCR7であり、Wb5はNR8である、(xxviii)Wa1はCR5であり、Wa2はNであり、Wa4はNR4であり、Wb5はCR8である、(xxix)Wa1はCR5であり、Wa2はNであり、Wa4はNR4であり、Wb5はCHR8である、(xxx)Wa1はCR5であり、Wa2はNであり、Wa4はNR4であり、Wb5はNである、(xxxi)Wa1はCR5であり、Wa2はNであり、Wa4はNR4であり、Wb5はNR8である、(xxxii)Wa1はCR5であり、Wa2はCR5であり、Wa4はSであり、Wb5はCHR8である、(xxxiii)Wa1はCR5であり、Wa2はCR5であり、Wa4はSであり、Wb5はCR8である、(xxxiv)Wa1はCR5であり、Wa2はCR5であり、Wa4はSであり、Wb5はNである、ならびに(xxxv)Wa1はCR5であり、Wa2はCR5であり、Wa4はSであり、Wb5はNR8である。] [0229] 幾つかの実施形態では、R4は、水素、非置換または置換アシル、それに限定されるものではないが、非置換または置換C1〜C4アルキルを含む非置換または置換アルキル、それに限定されるものではないが、C2〜C5アルケニルを含む非置換または置換アルケニル、それに限定されるものではないが、C2〜C5アルキニルを含む非置換または置換アルキニル、それに限定されるものではないが、C3〜C5シクロアルキルを含む非置換または置換シクロアルキル、非置換または置換ヘテロシクロアルキル、およびそれに限定されるものではないが、非置換または置換C1〜C4ヘテロアルキルを含む非置換または置換ヘテロアルキルからなる群のメンバーである。] [0230] 幾つかの実施形態では、R4がアシル、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルまたはヘテロアルキルである場合、R4は、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アルコキシ、アミド、アミノ、アシル、アシルオキシ、スルホンアミド、ハロ、シアノ、ヒドロキシまたはニトロの1つまたは複数で置換されており、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アルコキシ、アミド、アミノ、アシル、アシルオキシまたはスルホンアミドのそれぞれは、それ自体置換されていてもよい。] [0231] 幾つかの実施形態では、式IXの化合物は、式X、XI、XII、XIIIおよびXIVからなる群から選択される構造を有する化合物である。] [0232] 式IXの化合物について開示の要素およびそれらの置換基のいずれも、任意の組合せで使用することができる。] [0233] 一態様では、式IX、X、XI、XII、XIIIまたはXIVの化合物について、Bは、アルキルまたは式IIの部分である。] [0234] 式中、Wcは、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルまたはシクロアルキルであり、R1は、H、−F、−Cl、−CN、−CH3、イソプロピル、−CF3、−OCH3、ニトロまたはホスフェートであり、R2は、ハロ、ヒドロキシ、シアノ、ニトロまたはホスフェートであり、qは、0、1、2、3または4の整数であり、R4、R5、R7およびR8は、Hまたはメチルであり、Xは存在しないか、または(CH2)zであり、zは1であり、Yは存在しないか、−N(R9)−または−N(R9)CH(R9)−であり、R9は、水素、C1〜C10アルキル、C3〜C7シクロアルキルまたはC2〜C10ヘテロアルキルであり、Wdは、ピラゾロピリミジンまたはプリンである。] [0235] 別の態様では、式IX、X、XI、XII、XIIIまたはXIVの化合物について、Bは、アルキルまたは式IIの部分であり、Wcは、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルまたはシクロアルキルであり、R1は、H、−F、−Cl、−CN、−CH3、イソプロピル、−CF3、−OCH3、ニトロまたはホスフェートであり、R2は、ハロ、ヒドロキシ、シアノ、ニトロまたはホスフェートであり、qは、0、1、2、3または4の整数であり、R4、R5およびR7は、Hまたはメチルであり、R8はHであり、Xは存在しないか、または(CH2)zであり、zは1であり、Yは存在しないか、または−N(R9)−であり、R9は、水素、メチルまたはエチルであり、Wdは、] [0236] であり、R11はアミノであり、R12は、H、アルキル、アルキニル、アルケニル、ハロ、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、シクロアルキル、シアノ、アミノ、カルボン酸、アルコキシカルボニルまたはアミドである。] [0237] 別の態様では、式IX、X、XI、XII、XIIIまたはXIVの化合物について、Bは、式IIの部分であり、Wcは、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルまたはシクロアルキルであり、R1は、H、−F、−Cl、−CN、−CH3、イソプロピル、−CF3、−OCH3またはニトロであり、R2は、ハロ、ヒドロキシ、シアノまたはニトロであり、qは、0、1または2であり、R4、R5およびR7は、Hまたはメチルであり、R8はHであり、Xは(CH2)zであり、zは1であり、Yは存在せず、Wdは、] [0238] であり、R11はアミノであり、R12は、H、アルキル、アルキニル、アルケニル、ハロ、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルまたはシクロアルキルである。] [0239] 別の態様では、式IX、X、XI、XII、XIIIまたはXIVの化合物について、Bは、アルキルまたは式IIの部分であり、Wcは、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルまたはシクロアルキルであり、R1は、H、−F、−Cl、−CN、−CH3、イソプロピル、−CF3、−OCH3、ニトロまたはホスフェートであり、R2は、ハロ、ヒドロキシ、シアノ、ニトロまたはホスフェートであり、qは、0、1または2であり、R4、R5およびR7は、Hまたはメチルであり、R8はHであり、Xは(CH2)zであり、zは1であり、Yは存在せず、Wdは、] [0240] であり、R11はアミノであり、R12は、H、アルキル、アルキニル、アルケニル、ハロ、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、シクロアルキル、シアノ、アミノ、カルボン酸、アルコキシカルボニルまたはアミドである。] [0241] 別の態様では、式IX、X、XI、XII、XIIIまたはXIVの化合物について、Bは、アルキルまたは式IIの部分であり、Wcは、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルまたはシクロアルキルであり、R1は、H、−F、−Cl、−CN、−CH3、イソプロピル、−CF3、−OCH3、ニトロまたはホスフェートであり、R2は、ハロ、ヒドロキシ、シアノ、ニトロまたはホスフェートであり、qは、0、1または2であり、R4、R5およびR7は、Hまたはメチルであり、R8はHであり、Xは(CH2)zであり、zは1であり、Xは(CH2)zであり、zは1であり、Yは−N(R9)−であり、R9は、水素、メチルまたはエチルであり、Wdは、] [0242] である。] [0243] 別の態様では、式IX、X、XI、XII、XIIIまたはXIVの化合物について、Bは、アルキルまたは式IIの部分であり、Wcは、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルまたはシクロアルキルであり、R1は、H、−F、−Cl、−CN、−CH3、イソプロピル、−CF3、−OCH3、ニトロまたはホスフェートであり、R2は、ハロ、ヒドロキシ、シアノ、ニトロまたはホスフェートであり、qは、0、1または2であり、R4、R5およびR7は、Hまたはメチルであり、R8はHであり、Xは存在せず、Yは−N(R9)CH(R9)−であり、R9は、水素、メチルまたはエチルであり、Wdは、] [0244] である。] [0245] 式1−Aおよび式1−Bの例示的実施形態が提供され、式中、R3は、H、Cl、Fまたはメチルのいずれかから選択され、Wa2のいずれかは、CH、N、C−CNまたはC−OCH3から選択され、Wa3のいずれかは、CH、N、C−CF3またはC−CH3から選択され、Wa4のいずれかは、CH、NまたはC−CF3から選択され、R8のいずれかは、H、MeまたはClから選択され、Bのいずれかは表1に記載の通りであり、R12のいずれかは表2に記載の通りである。式1−Aおよび式1−Bの化合物は、R3、Wa2、Wa3、Wa4、R8、BおよびR12の下で特定した任意の置換基を含有することができる。記載の特定の実施形態は、本発明を決して制限するものではなく、本発明の化合物を説明するものである。式1−Aおよび式1−Bの幾つかの追加の例示的化合物を、表5に示す。] [0246] ] [0247] ] [0248] ] [0249] ] [0250] ] [0251] ] [0252] 式2−Aおよび式2−Bの例示的実施形態が提供され、式中、R3は、H、Cl、Fまたはメチルのいずれかから選択され、Wa2のいずれかは、CH、N、C−CNまたはC−OCH3から選択され、Wa3のいずれかは、CH、N、C−CF3またはC−CH3から選択され、Wa4のいずれかは、CH、NまたはC−CF3から選択され、R8のいずれかは、H、MeまたはClから選択され、Bのいずれかは表1に記載の通りであり、R12のいずれかは表2に記載の通りであり、X−Y−Wdのいずれかは表3に記載の通りである。式2−Aおよび式2−Bの化合物は、R3、Wa2、Wa3、Wa4、R8、B、R12およびX−Y−Wdの下で特定した任意の置換基を含有することができる。記載の特定の実施形態は、本発明を決して制限するものではなく、本発明の化合物を説明するものである。式2−Aおよび式2−Bの幾つかの追加の例示的化合物を、表5に示す。] [0253] ] [0254] ] [0255] ] [0256] 式6−Aの例示的実施形態が提供され、式中、R3は、H、Cl、Fまたはメチルのいずれかから選択され、Bのいずれかは表1に記載の通りであり、R12のいずれかは表2に記載の通りである。式6−Aの化合物は、R3、BおよびR12の下で特定した任意の置換基を含有することができる。記載の特定の実施形態は、本発明を決して制限するものではなく、本発明の化合物を説明するものである。式6−Aの幾つかの追加の例示的化合物を、表5に示す。] [0257] 式6−C1の例示的実施形態が提供され、式中、R3は、H、Cl、Fまたはメチルのいずれかから選択され、Bのいずれかは表1に記載の通りであり、R9のいずれかは、−H、−CH3または−CH2CH3から選択され、R12のいずれかは表2に記載の通りである。式6−C1の化合物は、R3、B、R9およびR12の下で特定した任意の置換基を含有することができる。記載の特定の実施形態は、本発明を決して制限するものではなく、本発明の化合物を説明するものである。式6−C1の幾つかの追加の例示的化合物を、表5に示す。] [0258] 式6−C2の例示的実施形態が提供され、式中、R3は、H、Cl、Fまたはメチルのいずれかから選択され、Bのいずれかは表1に記載の通りであり、R9のいずれかは、−H、−CH3または−CH2CH3から選択される。式6−C2の化合物は、R3、BおよびR9の下で特定した任意の置換基を含有することができる。記載の特定の実施形態は、本発明を決して制限するものではなく、本発明の化合物を説明するものである。式6−C2の幾つかの追加の例示的化合物を、表5に示す。] [0259] 式6−Dの例示的実施形態が提供され、式中、R3は、H、Cl、Fまたはメチルのいずれかから選択され、Bのいずれかは表1に記載の通りであり、R9のいずれかは、−H、−CH3または−CH2CH3から選択される。式6−Dの化合物は、R3、BおよびR9の下で特定した任意の置換基を含有することができる。記載の特定の実施形態は、本発明を決して制限するものではなく、本発明の化合物を説明するものである。式6−Dの幾つかの追加の例示的化合物を、表5に示す。] [0260] 式VIIIの例示的実施形態が提供され、式中、R3は、H、Cl、Fまたはメチルのいずれかから選択され、Wa2のいずれかは、CH、N、C−CNまたはC−OCH3から選択され、Wa3のいずれかは、CH、N、C−CF3またはC−CH3から選択され、Wa4のいずれかは、CH、NまたはC−CF3から選択され、Bのいずれかは表1に記載の通りであり、R12のいずれかは表2に記載の通りであり、X−Y−Wdのいずれかは表3に記載の通りである。式VIIIの化合物は、R3、Wa2、Wa3、Wa4、B、R12およびX−Y−Wdの下で特定した任意の置換基を含有することができる。記載の特定の実施形態は、本発明を決して制限するものではなく、本発明の化合物を説明するものである。式VIIIの幾つかの追加の例示的化合物を、表5に示す。]
权利要求:
請求項1 式Iの化合物、または薬学的に許容されるその塩[式中、Wa1は、CR3またはNであり、Wa2は、CR5またはNであり、Wa3は、CR6またはNであり、Wa4は、NまたはCR7であり、Wb5は、CR8、CHR8またはNであり、Wa1、Wa2、Wa3、Wa4およびWb5から選択される2個以下の隣接する環原子は、ヘテロ原子であり、Wdは、ヘテロシクロアルキル、アリールまたはヘテロアリールであり、Bは、アルキル、アミノ、ヘテロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルまたは式IIの部分であり、式中、Wcは、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルまたはシクロアルキルであり、qは、0、1、2、3または4の整数であり、Xは、存在しないか、または−(CH(R9))z−であり、zの各存在は、独立に、1、2、3または4の整数であり、Yは、存在しないか、−O−、−S−、−S(=O)−、−S(=O)2−、−N(R9)−、−C(=O)−(CHR9)z−、−C(=O)−、−N(R9)−C(=O)−または−N(R9)−C(=O)NH−、−N(R9)C(R9)2−または−C(=O)−(CHR9)zであり、Wb5がNである場合、XまたはYのうち存在しないのは一方までであり、R1は、水素、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、アルコキシ、アミド、アミノ、アシル、アシルオキシ、アルコキシカルボニル、スルホンアミド、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、ニトロ、ホスフェート、尿素またはカーボネートであり、R2は、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、アルコキシ、アミド、アミノ、アシル、アシルオキシ、アルコキシカルボニル、スルホンアミド、ハロ、シアノ、ヒドロキシまたはニトロであり、R3は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アルコキシ、アミド、アミノ、アシル、アシルオキシ、スルホンアミド、ハロ、シアノ、ヒドロキシまたはニトロであり、R5、R6、R7およびR8は、独立に、水素、C1〜C4アルキル、C2〜C5アルケニル、C2〜C5アルキニル、C3〜C5シクロアルキル、C1〜C4ヘテロアルキル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アミド、アミノ、アシル、C1〜C4アシルオキシ、C1〜C4スルホンアミド、ハロ、シアノ、ヒドロキシまたはニトロであり、R9の各存在は、独立に、水素、C1〜C10アルキル、C3〜C7シクロアルキルまたはC2〜C10ヘテロアルキルである]。 請求項2 式IVの構造を有する式Iの化合物。 請求項3 式VまたはVIの請求項1に記載の化合物。 請求項4 式VIIの請求項1に記載の化合物。 請求項5 Wa4がNである、請求項5に記載の化合物。 請求項6 式VIII−Aの構造を有する、請求項1に記載の化合物[式中、Xは存在せず、Yは、−O−、−S−、−S(=O)−、−S(=O)2−、−NH(R9)−、−C(=O)−(CHR9)z−、−C(=O)−、−N(R9)(C=O)−または−N(R9)(C=O)NH−であり、あるいはXは−(CH(R9))z−であり、Yは存在せず、あるいはXは−(CH(R9))z−であり、Yは、−O−、−S−、−S(=O)−、−S(=O)2−、−NH(R9)−、−C(=O)−(CHR9)z−、−C(=O)−、−N(R9)(C=O)−または−N(R9)(C=O)NH−であり、zの各存在は、独立に、1、2、3または4の整数であり、Wdは、二環式アリールまたは二環式ヘテロアリールである]。 請求項7 式IXの化合物または薬学的に許容されるその塩[式中、Wa1およびWa2は、独立に、CR5、S、NまたはNR4であり、Wa4は、独立に、CR7、S、NまたはNR4であり、2個以下の隣接する環原子は、窒素または硫黄であり、Wa1がSである場合、Wa2およびWa4の一方はNまたはNR4であり、Wb5は、CR8、NまたはNR8であり、Bは、アルキル、アミノ、ヘテロアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキルまたは式IIの部分であり、式中、Wcは、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルまたはシクロアルキルであり、qは、0、1、2、3または4の整数であり、Wdは、存在しないか、またはヘテロシクロアルキル、アリールもしくはヘテロアリール部分であり、Xは、存在しないか、または−(CH(R9))z−であり、zの各存在は、独立に、1、2、3または4の整数であり、Yは、存在しないか、−O−、−S−、−S(=O)−、−S(=O)2−、−N(R9)−、−C(=O)−(CHR9)z−、−C(=O)−、−N(R9)−C(=O)−または−N(R9)−C(=O)NH−、−N(R9)C(R9)2−または−C(=O)−(CHR9)z−であり、R1は、水素、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、アルコキシ、アミド、アミノ、アシル、アシルオキシ、アルコキシカルボニル、スルホンアミド、ハロ、シアノ、ヒドロキシまたはニトロであり、R2は、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、アルコキシ、アミド、アミノ、アシル、アシルオキシ、アルコキシカルボニル、スルホンアミド、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、ニトロ、ホスフェート、尿素またはカーボネートであり、R3は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アルコキシ、アミド、アミノ、アシル、アシルオキシ、スルホンアミド、ハロ、シアノ、ヒドロキシまたはニトロであり、R4は、水素、アシル、C1〜C4アルキル、C2〜C5アルケニル、C2〜C5アルキニル、C3〜C5シクロアルキルまたはC1〜C4ヘテロアルキルであり、R5、R7およびR8は、独立に、水素、C1〜C4アルキル、C2〜C5アルケニル、C2〜C5アルキニル、C3〜C5シクロアルキル、C1〜C4ヘテロアルキル、アシル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アミド、アミノ、C1〜C4アシルオキシ、C1〜C4スルホンアミド、ハロ、シアノ、ヒドロキシまたはニトロであり、R9の各存在は、独立に、水素、C1〜C10アルキル、C3〜C7シクロアルキルまたはC2〜C10ヘテロアルキルである]。 請求項8 (i)Wa1はNR4であり、Wa2はCR5であり、Wa4はCR7であり、Wb5はCR8である、(ii)Wa1はNR4であり、Wa2はCR5であり、Wa4はCR7であり、Wb5はCHR8である、(iii)Wa1はNR4であり、Wa2はCR5であり、Wa4はCR7であり、Wb5はNである、(iv)Wa1はNR4であり、Wa2はCR5であり、Wa4はCR7であり、Wb5はNR8である、(v)Wa1はNR4であり、Wa2はNであり、Wa4はCR7であり、Wb5はCR8である、(vi)Wa1はNR4であり、Wa2はNであり、Wa4はCR7であり、Wb5はCHR8である、(vii)Wa1はNR4であり、Wa2はNであり、Wa4はCR7であり、Wb5はNである、(viii)Wa1はNR4であり、Wa2はNであり、Wa4はCR7であり、Wb5はNR8である、(ix)Wa1はNR4であり、Wa2はCR5であり、Wa4はNであり、Wb5はCR8である、(x)Wa1はNR4であり、Wa2はCR5であり、Wa4はNであり、Wb5はCHR8である、(xi)Wa1はNR4であり、Wa2はCR5であり、Wa4はNであり、Wb5はNである、(xii)Wa1はNR4であり、Wa2はCR5であり、Wa4はNであり、Wb5はNR8である、(xiii)Wa1はSであり、Wa2はCR5であり、Wa4はNであり、Wb5はCR8である、(xiv)Wa1はSであり、Wa2はCR5であり、Wa4はNであり、Wb5はCHR8である、(xv)Wa1はSであり、Wa2はCR5であり、Wa4はNであり、Wb5はNである、(xvi)Wa1はSであり、Wa2はCR5であり、Wa4はNであり、Wb5はNR8である、(xvii)Wa1はNであり、Wa2はCR5であり、Wa4はSであり、Wb5はCR8である、(xviii)Wa1はNであり、Wa2はCR5であり、Wa4はSであり、Wb5はCHR8である、(xix)Wa1はNであり、Wa2はCR5であり、Wa4はSであり、Wb5はNである、(xx)Wa1はNであり、Wa2はCR5であり、Wa4はSであり、Wb5はNR8である、(xxi)Wa1はCR5であり、Wa2はNであり、Wa4はSであり、Wb5はCR8である、(xxi)Wa1はCR5であり、Wa2はNであり、Wa4はSであり、Wb5はCHR8である、(xxii)Wa1はCR5であり、Wa2はNであり、Wa4はSであり、Wb5はNである、(xxiii)Wa1はCR5であり、Wa2はNであり、Wa4はSであり、Wb5はNR8である、(xxiv)Wa1はSであり、Wa2はNであり、Wa4はCR7であり、Wb5はCR8である、(xxv)Wa1はSであり、Wa2はNであり、Wa4はCR7であり、Wb5はCHR8である、(xxvi)Wa1はSであり、Wa2はNであり、Wa4はCR7であり、Wb5はNである、(xxvii)Wa1はSであり、Wa2はNであり、Wa4はCR7であり、Wb5はNR8である、(xxviii)Wa1はCR5であり、Wa2はNであり、Wa4はNR4であり、Wb5はCR8である、(xxix)Wa1はCR5であり、Wa2はNであり、Wa4はNR4であり、Wb5はCHR8である、(xxx)Wa1はCR5であり、Wa2はNであり、Wa4はNR4であり、Wb5はNである、(xxxi)Wa1はCR5であり、Wa2はNであり、Wa4はNR4であり、Wb5はNR8である、(xxxii)Wa1はCR5であり、Wa2はCR5であり、Wa4はSであり、Wb5はCHR8である、(xxxiii)Wa1はCR5であり、Wa2はCR5であり、Wa4はSであり、Wb5はCR8である、(xxxiv)Wa1はCR5であり、Wa2はCR5であり、Wa4はSであり、Wb5はNである、(xxxv)Wa1はCR5であり、Wa2はCR5であり、Wa4はSであり、Wb5はNR8であるからなる群から選択される構造を有する、請求項7に記載の化合物。 請求項9 式Xの、請求項7に記載の化合物。 請求項10 R4がC1〜C4アルキルまたはC3〜C5シクロアルキルである、請求項9に記載の化合物。 請求項11 R4がメチルまたはエチルである、請求項10に記載の化合物。 請求項12 式XIの、請求項7に記載の化合物。 請求項13 式XIIの、請求項7に記載の化合物。 請求項14 式XIIIまたは式XIVの、請求項7に記載の化合物。 請求項15 R3が、−H、ハロ、アルキル、アルコキシ、またはシクロアルキルである、請求項1または2に記載の化合物。 請求項16 R3が、−H、−CH3、−CH2CH3、−CF3、−Clまたは−Fである、請求項15に記載の化合物。 請求項17 R5が、H、−CN、−NH2、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、−CF3、NO2またはハロである、請求項1、2または7に記載の化合物。 請求項18 R5が、H、−CH3、−CH2CH3、−OCH3、−OCH2CH3、−CF3またはハロである、請求項1、2または7に記載の化合物。 請求項19 R5が、H、−CH3、−OCH3、−CF3、−Clまたは−Fである、請求項18に記載の化合物。 請求項20 R6が、H、−CN、−NH2、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、−CF3、NO2またはハロである、請求項1または2に記載の化合物。 請求項21 R6が、H、−CH3、−CH2CH3、−OCH3、−OCH2CH3、−CF3またはハロである、請求項20に記載の化合物。 請求項22 R6が、H、−CH3、−OCH3、−CF3またはハロである、請求項20に記載の化合物。 請求項23 R7が、H、−CN、−NH2、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、−CF3、NO2またはハロである、請求項1、2または7に記載の化合物。 請求項24 R7が、H、−CH3、−CH2CH3、−OCH3、−OCH2CH3、−CF3またはハロである、請求項23に記載の化合物。 請求項25 R7が、H、−CH3、−OCH3、−CF3またはハロである、請求項23に記載の化合物。 請求項26 R8が、H、−CN、−NH2、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、−CF3、NO2またはハロである、請求項1、2または7に記載の化合物。 請求項27 R8が、H、−CH3、−CH2CH3、−OCH3、−OCH2CH3、−CF3またはハロである、請求項26に記載の化合物。 請求項28 Xが、−CH2−または−CH(CH3)−である、請求項1、2または7に記載の化合物。 請求項29 −CH(CH3)−が、(S)立体化学的配置である、請求項28に記載の化合物。 請求項30 −CH(CH3)−が、(R)立体化学的配置である、請求項28に記載の化合物。 請求項31 Yが、存在しないか、−O−、−NH(R9)−または−S(=O)2−である、請求項1、2または7に記載の化合物。 請求項32 R9が、メチルまたは水素である、請求項31に記載の化合物。 請求項33 X−Yが、−CH2−N(CH3)である、請求項1、2または7に記載の化合物。 請求項34 X−Yが、(S)−CH(CH3)−NH−である、請求項1、2または7に記載の化合物。 請求項35 X−Yが、(R)−CH(CH3)−NH−である、請求項1、2または7に記載の化合物。 請求項36 Wdが、4−アミノ−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−1−イル、6−アミノ−9H−プリン−9−イル、7−アミノ−2−メチル−2H−ピラゾロ[4,3−d]ピリミジン−3−イルまたは6−メチレニル−9H−プリン−6−イルである、請求項1、2または7に記載の化合物。 請求項37 Wdが、ピラゾロピリミジンである、請求項36に記載の化合物。 請求項38 前記ピラゾロピリミジンが、式IIIを有する、請求項37に記載の化合物[式中、R11は、H、アルキル、ハロ、アミノ、アミド、ヒドロキシまたはアルコキシであり、R12は、H、アルキル、アルキニル、アルケニル、ハロ、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルまたはシクロアルキルである]。 請求項39 式VI−Aの、請求項38に記載の化合物。 請求項40 R11が、アミノである、請求項38または39に記載の化合物。 請求項41 Bが、アルキル、アミノ、ヘテロアルキル、ヘテロシクロアルキルまたはシクロアルキルである、請求項1、2、7または39に記載の化合物。 請求項42 Bが、式IIの部分である、請求項1、2、7または39に記載の化合物[式中、Wcは、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキルまたはシクロアルキルであり、qは、0、1、2、3または4の整数である]。 請求項43 Wcが、アリールまたはヘテロアリールである、請求項42に記載の化合物。 請求項44 Wcが、フェニル、ピリジン−2−イル、ピリジン−3−イル、ピリジン−4−イル、ピリミジン−4−イル、ピリミジン−2−イル、ピリミジン−5−イルまたはピラジン−2−イルである、請求項42に記載の化合物。 請求項45 Wcが、ヘテロシクロアルキルまたはシクロアルキルである、請求項42に記載の化合物。 請求項46 Wcが、シクロペンチル、シクロヘキシル、モルホリニルまたはピペラジニルである、請求項45に記載の化合物。 請求項47 R1が、水素である、請求項42に記載の化合物。 請求項48 R1が、アルコキシ、アミド、アミノ、アシルオキシ、ヒドロキシ、スルホンアミド、アルキル、ヘテロアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、またはヘテロアリールアルキルである、請求項42に記載の化合物。 請求項49 R1が、ホスフェートで置換されている、請求項48に記載の化合物。 請求項50 R1が、−F、−Cl、−CN、−CH3、イソプロピル、−CF3、−OCH3、ニトロまたはホスフェートである、請求項42に記載の化合物。 請求項51 qが、0または1である、請求項42に記載の化合物。 請求項52 R2が、ハロ、ヒドロキシ、シアノ、ニトロまたはホスフェートである、請求項42に記載の化合物。 請求項53 R2が、ヒドロキシまたはシアノである、請求項42に記載の化合物。 請求項54 薬学的に許容される賦形剤および請求項1から53のいずれか一項に記載の化合物を含む組成物。 請求項55 液体、固体、半固体、ゲルまたはエアロゾル形態である、請求項54に記載の組成物。 請求項56 細胞内に存在するPI3キナーゼの触媒活性を阻害する方法であって、該細胞を、有効量の請求項1から55のいずれかの化合物と接触させるステップを含む、方法。 請求項57 前記阻害が、癌、骨障害、炎症性疾患、免疫疾患、神経系疾患、代謝性疾患、呼吸器疾患、血栓症または心疾患である障害に罹患している対象において行われる、請求項56に記載の方法。 請求項58 第2の治療剤を前記対象に投与する、請求項56に記載の方法。 請求項59 前記第2の薬剤が、IgEの産生を阻害する薬剤である、請求項58に記載の方法。
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